■行程2日目>ホアヒン郊外とペチャブリーへ



走行DATA
当日走行距離 279 km
累計走行距離 582 km
当日給油 29.1 ℓ
累計給油 29.1 ℓ
ThinkNet Co.,




■6:21  早朝のホテルの中庭、とても静かだ。昨日の朝4時(日本時間)に起き支度をして自宅を立ち、飛行機の長旅、バンコクでの迷走などを含めた300キロの走行を経て、昨夜ベッドに入ったのが23時だった。それなのに、6時前には目が覚める。やはり、年なのかな…?



■7:17  朝食にレストランに行く。窓際の海のよく見える席に座り、そこから眺めた海岸の情景。


■7:17

ビュッフェ方式の中から、好きなものを選ぶ。

料理もなかなか美味しい。

朝食の楽しいひと時だ。


■7:41

コーヒーを飲みながら、お気に入りの窓際の席でくつろぐ「yayo」。

今日の予定はホアヒンから、ビルマ国境のテナセリム山脈方面に向かい、ケーンクラチャン国立公園(Kaeng Krachan National Park) に行く。

そして、ペチャブリー、チャアムと巡るルートだ。比較的近場なので、車の足慣らしにはちょうどいいと思う。



■7:42 朝食を終え、海岸から眺めたホアヒンの中心部を望む。



■7:42  こちらはチャーム方面を望む。


■8:26

マジェステックビーチリゾートを出発し、4号線の最寄のガソリンスタンドで給油する。


★給油DATA
810バーツ、
29.1L、1L/27.8バーツ


■8:31

ホアヒンの街の中心を走る。


■8:34

ホアヒン駅の横の踏み切りを渡る。

朝のラッシュの無秩序な車の洪水に、改めてタイに居るんだな!と再認識する


■8:41

ロイヤルホアヒンG.C. の裏にある、Khao Hin Fai Lek のビューポイントに着いた。



■8:45  Khao Hin Fai Lek のビューポイントに登る。この場所があるのは以前から知っていたが、登るのは初めてだ。

朝の海の匂いを含んだ、清明な空気を胸いっぱいに深呼吸し、眼下に広がるホアヒンの街並みを展望する。「う~ん!」とても、いい気分だ。



■9:30  3219号線をビルマ国境のテナセリム山脈方面に向かう。6年前に初めて走った時は、車も少なく地の果てを行くようだった。途中のチェックポイントも緊張感が漂っていた。しかし今は、信州の開田高原をドライブしているかのような気楽さだ。

この3319号線をこのまま直進(ホアヒンから63キロ)すると、ケーンクラチヤン国立公園のPaLa-Uの滝に向かう。

2000年9月に行った時のサイト記事「レンタカーDAYTRIP」↓
http://kuradashieigakan.com/con02day/daytrip-hua4.htm






■9:56

終点のPaLa-Uの滝の手前で引き返し、Nong Phlap で3301号線に入る。



■9:58  3301号線を北上する。道路は舗装されたばかりで快適なドライブだ。山が見え、車のほとんど通らない高原の一直線の道。改めて、タイの道路の整備状況に感心する。



■10:12 牛の群れに遭遇。


■10:16

3410号線に入る。道路は少し悪くなるが、目指すケーンクラチャン国立公園はもう直ぐだ。


■10:43

ケーンクラチャン国立公園に到着。



■10:47  ケーンクラチャン国立公園は、タイ最大の国立公園で3000平方メートルもの面積を有するそうだ。まずは、湖を眺め一服する。


■10:53

大きな菩提樹の木があり、近くでキャンプをしていた人達が後片付けをしていた。


■10:54

のんびりと、くつろぐ犬。

ここで、一休みしたら、ペチャブリーに向おう。

ここには、クメール遺跡のカンペーンレーン遺跡がある。

クメール遺跡が大好きな「ふうみん」が、是非とも見たい場所だ。



■12:07  3499号線、4号線と走り、ペチャブリー市内に入る。街路樹が植えられた、きれいな街だ。


■12:21

Wat Phailorm に寄る。


■12:27

カンペーンレーン遺跡(Wat Kamphseng Laeng)に到着。

この遺跡は、タイに残るクメール遺跡としては一番南にある。



■12:27  13世紀に建てられた。3基の祠堂が並んで建っており、一番南の祠堂が綺麗に残っている。
そして、その前には楼門がある。


■12:28

祠堂内には、寝釈迦仏が安置されていた。


■12:31

いばん北側の祠堂の片隅に漆喰彫刻のガルーダが残っていた。


■12:32

北側の祠堂内に安置された仏像と境界石。


■12:33

ラテライトで建造された祠堂。



■12:34  ラテライトで建てられた祠堂には漆喰が塗られ、美しい彫刻が一部残っている。

これは創建当時のものだろうか? それとも、後世のアユタヤ時代の頃に塗られたものなのか? どうなんだろう。


■12:36

アユタヤ時代と思われる仏像。


■12:36

楼門はきれいに修理されていた。

その脇にラテライトの壁面に連子状窓に掘り込んだ偽窓があった。

ラテライトの壁面に、この様な偽窓を彫り込んだクメール遺跡は珍しい。


■12:57

近くのワットマハタートウォラウィハーン(Wat Mahathat Worawihan)に、クメール様式の高さ55メートルの塔がある。

と聞いて、クメール遺跡の痕跡が残っていないか?と思って来た。

白いクメール様式の塔は修理中だった。



■12:58  仏像の台座には素晴らしい漆喰彫刻がされていたが、アユタヤ時代の物の様だ。残念ながら、クメール遺跡の痕跡はなかった。


■13:15

お腹が減った。

昼食の食堂を探すが適当な食堂が無い。

何度か道を往復し、一軒の食堂の入り口で指差し注文した。


■13:22

席についてビールといったら、無いという。

近くを見渡すがビールを売っている所が無い。

仕方が無い!あきらめる。

手前の肉類はビールのツマミに頼んだのにな~あ。

代金は110バーツだった。


■13:45

プラナコーンキリ歴史公園(Phra Nakhon Khiri Historical Park)は高さ92メートルのマハサマナの丘の上にある。

ケーブルカーの乗り場に行く。

ケーブルカー乗車料と入館料を含め70バーツ。


■13:56

宮殿に続く階段の両脇に飾られた陶器が素敵だ。


■13:58

宮殿中には彫刻、陶磁器、家具などが展示されている



■14:05  ここペチャブリーは19世紀から20世紀初頭にかけて、チャクリー王朝の歴代の王に静養地として好まれていた。この宮殿は1859年にラーマ4世が建てたものだ。ここから、見下ろす眺望は素晴らしい。


■14:09

現在、プラナコーンキリ国立博物館として公開されている建物。


■14:24

ケーブルカーで降りる。


■15:51

ペチャブリーから、タイ湾沿いの道を40キロほど走るとチャアムの海岸に出た。

チャアム海岸の入り口には、海鮮料理の食堂が並ぶ。

ここに来る途中にいくつものビーチがあるが、外国人の観光客は目に付かなかった。



■15:54  モクマモウの並木が続き、長い砂浜のチャアムビーチ。



■16:01  チャームビーチの道を海岸沿いに進むと道は途切れ、右折して国道4号線に出る。国道沿いには豪華なリゾートホテル群がホアヒンまで続く。



■16:22  4号線からマジェステックビーチリゾートの入り口には学校がいくつかある。下校の時刻にぶつかった。帰宅の生徒を乗せるトクトクやバス、自家用車で道路はラッシュの状態だ。


■18:57

ホテルで一休みして、昔通ったタイマッサージ店に向う。

ソフィテルセントラルのそばにある。

6年前とは異なり、店はきれいになっていた。

料金は確か1時間、200バーツ+チップ100バーツ。

以前、ここにすごく上手なマッサージ師が居たのだが、今回のマッサージ師の技量は並みだった。



■19:20  昨晩のガッカリした料理に懲り、今夜はホアヒン名物のシーフードレストラン行こう。駐車場のある一番北の埠頭よりの店に入る。


■19:21

テーブルについて、「ふうみん」が横を見たら、ビアシンの看板が光っていた。

…思わず苦笑。


■19:26

まずは、定番のトムヤムクンから。

辛さと酸っぱさのスパーシーなスープを飲むと、改めて、はるばるタイに来た「幸せ」を口の中から、体全体で感じる。


 

■19:32  大きな車えびの塩焼きはもちろん手づかみで、そして、昨日がっかりしたオイスターオムレツ。それに、カオパッドを注文。


■20:05

隣の客を見ると子供がテーブルの上を歩き回っている。

誰も注意しない。

これも、タイの日常の風景だ。

あと数日もすると、見慣れて何とも思わなくなる。

人間の感性なんてそんなものだ。


■20:22

料理の代金は、ビール2本とコーラを含め915バーツ。

おいしかったので、1000バーツ札を出し残りはチップ。

勘定を終えて、店の入り口の水槽の中を覗くとカニがいた。


■20:23

店の外に出たら、昔の住宅がいい感じだ。

思わずシャッター切る。

この後、セブンイレブンでメコンウイスキーとフルーツを買ってホテルに戻る。

今夜は、ホテルのライトアップされたプールでも見ながら、メコンで一杯やろう。




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