■行程3日目>ペチャブンからウドンターニーへ



走行DATA



プーカオヒルリゾート(7:55) → R12 → ナムナオ国立公園(8:50) → R12
ガソリンスタンド(10:55)39.4L×29B=1140B
R2038 → R2133 → R228
ノンプアランプーにて昼食(12:15~13:05)
ノンプアランプー(13:05) → R210 → ワットタムグローンパーネー
ワットタムグローンパーネー見学(13:50~14:05)
R210 → チャルンシーグランドホテル(14:50)



3日目・走行距離 357キロ
累計走行距離 885キロ
当日給油 39.4L、1140B
累計給油 81.3L、2390B





■5:25 インペリアル・プーカオヒル・リゾートから眺めた暁。



■5:37 インペリアル・プーカオヒル・リゾートから眺めた早朝の別荘地。



■5:41 インペリアル・プーカオヒル・リゾートから眺めた曙。日の出の5分前。


■7:10

朝食に、インペリアル・プーカオヒル・リゾートのメイン棟に向う。

美しいブルーのプールと、いかにもオープンエアのリゾート気分満喫な建築だ。

鳥の囀(さえず)りが心地よい。


■7:18

この日は月曜日なので、宿泊客は我々二人だけみたいだ。

駐車場も他の車は無い。

そんな訳で、朝食は残念ながらアメリカンブレックファーストのセットメニューだ。味は合格点。

ただし、コーヒーを頼んだのに紅茶が出てきた。

まあ、細かい事に目くじらを立てる事は無い。


■7:59

国道12号線から眺めた、プーカオヒルリゾートの入口の看板。

看板の表示は、総てタイ語だ。

昨日、分らなくて通り過ぎてしまった。


■8:03

国道12号線を、コンケーン方面に工事中のダート道の坂を下る。

途中の道は狭くなるが、ガードレールなどは無いので、スリップして落ちたら一巻の終わりだ。

慎重に走る。

昨夜、漆黒の闇の中、この工事現場を「yayo」が走るのを嫌がった所だ。


8:13

12号線のパーキングの売店。

たくさんの果物と、野菜が売られていた。



■8:13 そのパーキングの展望台から眺めた景色。この深い山の中を、12号線は通っている。


■8:14

駐車場で犬が寝ていた。


■8:53

ナムナオ国立公園。この公園について、掲示板にウエンさんから下記の書き込みがありました。

[229] ウエン
2006/04/12 21:12:15   

タイ人の奥さんの車でタイの各地を見に行きました。想い深く残っているのは、まったくの田舎のナームナオというナショナルパークのロッジに泊まって見渡す限りのジャングルから日の出を見た時のことでしょうか。その時に居たのはみなタイ人のみだったような?変な光景が心に残っています。ですから変にマイナー所に行っていたりします。


■8:57

密猟者を防ぐ為か、12号線には検問ゲートが2ヶ所もあった。



■8:59 深い熱帯雨林を切りさき、ナムナオ国立公園の真ん中を走る12号線。この道路が出来たので密猟者が侵入して、多くの貴重な原産種が減っているという。

スマトラサイは、最後に見られたのが1971年で、1979年に足跡が観察されている。もしかしたら現在も生存しているかもしれない。


■9:22

PHU KORというビューポイントがあったので、車を停めて展望台に登る。



■9:25 展望台からの景色。あの山の向こうに、広大なコラート高原が広がっている。もう直ぐイサーンに入るので、この深い緑の木々ともお別れだ。これからは、イサーンの峻烈で過酷な自然が我々を待っている。



■10:23 イサーンに入り、CHUMPHAEの街中を走る。


■10:27

左折すると、228号線でノンプアランプーへ、右折すると、201号線でチャイナプームへ行く。

左折してもいいが、とりあえず直進する。


■10:55

外の景色を見ながら「yayo」がつぶやく。

…「先程迄と違って景色がイサーンになって来たわね。あの先程までの深い緑はもう無いし、木々の密度も粗くなって来たわ。」

12号線を数十キロ行った所のガソリンスタンドで給油する。それにしても、えらく無愛想な店員だ。

★給油DATA
1140バーツ、
39.4L、1L/29バーツ。


■11:25

ガソリンスタンドを出て、まもなくの2038号線を左折する。

先程のCHUMPHAEで201号線に入っても良かったのだが、この2038号線と2133号線を選択したのには理由がある。


■11:36

それは、タイで最も貧しいといわれているノンプアランプー県の4桁道を走り、その貧しさの実態に少しでも触れたいと思ったからだ。


■11:44

4桁道の2133号線と228号線の合流点。


■11:48

合流点のSI BUN RUEANGという街中を走る。

町は華やかではないが、行き交う車は新しい。


■12:12

ノンプアランプー県都に入る。

このノンプアランプーは、ウドンターニーの一つの地区であったが1993年12月1日に県として独立した。

県都としては、大変小さく何もない所だ。

何かあれば、隣の大都会ウドンターニーまでわずか46キロの距離だ。


■12:32

大きな人工池があり、その畔に屋台が出、ゴザが敷いてある。

丁度昼時なので、たくさんの人がくり出して食事をしていた。

木陰の下、人工池の上を通る風が涼しい。

ノンプアランプーとは「池と蓮と樹木」という意味があるとの事だが、まさに此処がそうだ。

「yayo」と空いているテーブルを捜して座る。


■12:33

ソムタムの屋台。



■12:34 大きな人工池から眺めた、対岸のノンプアランプー市の風景。高い建物は何も無い、すごく長閑(のどか)な県都だ。


■12:37

白身の川魚(雷魚?)の塩焼きと、ソムタムとガイヤーンとカオニャオのイサーンの3点セット。

何だか知らないが、ただの茹でた麺(右下)が付いていた。

それとビールとコーラでのの昼食だ。

頭の上には日除けのテントが張られ、池を通る風は涼しい。

食後は、横になって一眠りしてみたくなるのどかな午後のひと時だ。


■13:45

ノンブアランプー市内から210号線を十数キロ走ると、道の左側に銅像が建っている。

名僧のアナラヨ師の像だ。

この先にある寺院で、1985年まで瞑想修行をしたことで有名だ。

国王陛下も何度も説教を聴きに訪れたほどの名僧だ。


■13:50

右折して数キロ走ると、突き当たりになる。

その岩山に、太鼓洞窟寺院のワットタムグローンパーネー(Wat Tham Klong Phen)がある。


■13:57

グローンパーネーとは太鼓の事で、ここの洞窟から大昔の物が発見されたと言う。

と言う事は、腐食し易い皮の太鼓ではなく、金属製の太鼓(銅鑼)の事なのか。


■13:58

寺院内に安置された仏像。


■13:58

圧倒される、巨大な岩山だ。



■13:58 巨大な岩山に屋根が架けられ、それが寺院となっている。平日のせいか誰も居ない。


■14:00

境内も巨大な岩だらけだ。


■14:21

再び210号線に出て、ウドンターニー県都を目指す。

ウドンターニーは「北方の町」という意味だそうだ。


■14:38

ウドンターニーの市内を走る。

さすが人口23万の都会だ。交通量も多い。

ブラジャツク通りを進み、時計台のロータリーを過ぎ、今晩の宿チャルンシーグランドホテルを目指す。

市内の道は、1年半前に通過したので、少しではあるが土地勘はある。


■14:47

道を間違えずに、無事チャルンシーグランドホテルにチェックイン。

と書きたい所だが、荷物と「yayo」を降ろして地下の駐車場に入った所、隣の大型ショッピングセンターのチャルンシーコンプレックスの方の駐車場に入ってしまった。

大混雑の駐車場にやっと車を停めて、ホテルのレセプションに向う。

時間がかなり経ったので「yayo」が心配そうにロビーで待っていた。


■15:06

そんな訳で、やっとチェックインし部屋に入る。

室内はウドンターニー1のホテルという触れ込みなので、まあ合格点だろう。


■15:26

窓から眺めるウドンターニー市内。

今回、早めにホテルに着いたのはショッピングとタイマッサージを受けたいためだ。

そのためにも、ホテルも歩いて両方に行けるチャルンシーグランドホテルを選択した。


■16:11

シャワーを浴び、服を着替えてロビーに下りたら、ワールドカップと大きく書かれたレストランのガラス窓があった。

今から、4年前のワールドカップの時もタイにいた事を思い出した。

あの時は、友人の「よこはま」さんと「ひさし」さんと3人で、パタヤとバンコクで、ホテルの部屋に酒とつまみを持ち込みテレビで応援した。


■16:15

隣のショッピングセンターのチャルンシーコンプレックスに行く。

昔はタイを始め外国に行くことの目的の一つはショッピングだったが、最近はとんとご無沙汰だ。

「yayo」がサングラスを忘れたので199バーツで買う。

あと、ルイヴィトン風の財布を450バーツで購入。


■17:30

今回の旅では、まだタイマッサージをしていない。

チャルンシーコンプレックスの前にタイマッサージの店があり入る。

ファラン向けの店の感じで、余り上手そうでないので1時間コースにした。

やはり上手くない。1時間コースにして正解だった。

料金は、150バーツ+チップ100バーツ。


■21:31

ウドンは、イサーン料理が美味いと聞いていたので、イサーン料理の専門レストランを捜して走っていた。



■19:32 道を間違えて、ウドンの駅前のナイトバザールに入り込んでしまった。前から続々とやって来る、バイクの洪水の間をかろうじて通り抜ける。冷や汗ものだった。


■19:52

市の中心よりすこし外れた北側を走っていたら、○○JAZZと書いたオープンエアの小振りな洒落た感じのレストランを発見。

○○はタイ語で読めず。

タイでJAZZを聞きながらビールを飲むのも良いだろう。


■20:00

「yayo」も此処にしょう!という。

車をレストランの道端に駐車して店に入る。


■20:17

軽快な8ビートのJAZZのスタンダードナンバーが流れるオープンエアのデッキ。

夜空を見上げると、傘を被った満月。

そして横の壁には、何と!アサヒビールのドライの看板が。


■20:17

メニューを見て適当に頼む。

味は、まあまあ。


■20:36

客は他にタイ人が2組ほど。外国人は我々だけだ。

店には若い女の子が4、5人(右後の子も従業員)おり、サービスも良い。

その中で、感じのいい女の子をパチリ!


■21:30

9時15頃にやっと生演奏だ。

演奏は期待に反して、JAZZでは無くタイのポピュラー曲だ。

余り面白い曲を演奏しないので、ホテルに帰ることにする。

料金は381バーツと安かったので500バーツ札を出して、残りを女の子のチップとした。


■21:57

ホテルに帰って、果物のソムオーでも食べようと先程のウドン駅前のナイトマーケットに寄る。

この巨大なマーケットにあのソムオーが無い。何でだろう?

仕方なく、ドリアンを買って帰り食べる。

翌日、果たして、ホテルの部屋にあのドリアンの匂いは残ったのか?

ホテルの人ゴメンナサイ!




Back Next Index