イサーンの大地走行2000キロプラス チャンパ遺跡への招待 INDEX
ポーハイ遺跡


強烈な西日を浴びるポーハイ遺跡では、テレビの撮影をしていた

遺跡名
ポーハイ (Pho Hai)
様式 ポーハイ遺跡群 (Pho Hai)
創建年代 8~9世紀
場所 トゥアンハイ省ファンティエット町ポーハイ区
入場料 5.000ドン
配置図 「チャンパ王国の遺跡と文化」より
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概要 ポーハイ (Pho Hai)とは、ベトナム語で「海の見える」との意味がある。その名のとおりファンティエットの海岸線を見下ろす燈台のような場所にある。チャム人はポサヌと呼んでいる。

ポーハイ遺跡は3基からなり、主祠堂、小祠堂。北副祠堂と並ぶ。 これらの建物は、プレアンコール期のクメール建築の影響を強く受けている。

主祠堂内部には砂岩製のヨニとリンガが安置され、現在でも崇拝の対象となっている。また、内部の3面には壁龕が設けられている。

主祠堂は、海のシルクロードで栄えたチャンパ王国を誇るかのように立っている。
行き方 ファンティエットの町から北西に7キロ行った海沿いにある。
一口メモ ムイネーからタクシーに乗って「ポーハイ」といったら、「ポーハイリゾート(Phu Hai Resort)」というホテルに連れて行かれたので、注意が必要。

駐車場から丘を登ると北副祠堂が現れた。


北副祠堂の偽扉と破風。

円柱とまぐさ石の形をした部分が面白い。クメール建築の影響か?


小祠堂脇にレンガの基壇があり、北副祠堂を眺める。


左から、主祠堂、小祠堂。北副祠堂と並ぶ。


西側から眺めた主祠堂と小祠堂。


主祠堂内部には砂岩製のヨニとリンガが安置され、現在でも崇拝の対象となっている。

また、内部の3面には壁龕が設けられている。


強烈な西日を避けるように撮影した。

主祠堂入り口の円形の柱は新しく作られたものだ。


主祠堂のマンダパ(拝殿)跡か?レンガの基壇に柱穴がある。


テラスの南西に置かれた石。何なのだろう?


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