イサーンの大地走行2000キロプラス チャンパ遺跡への招待 INDEX
バンアン遺跡


八角形のバンアン遺跡

遺跡名
バンアン (Bang An)
様式 クアンナム遺跡群 (Quang Nam)
創建年代 12世紀
場所 クアンアムダナン省ディェンバン県ディェンホン村
入場料
配置図 遺跡の看板より
コメント
概要 バンアン遺跡の祠堂はユニークな八角形をし、三方に入口を開いた前房を持っている。祠堂は高さ21.5メートル、幅4メートル。

元来は祠堂の北東と南西に一つづつ、四角形の小祠堂が建っていたが、今は完全に崩壊し、その痕跡すらない。

1940年にフランス人技師のあやまった修理により、前房の東西の入口は長窓に変わっている。

チャンパ建築の中で八角形の祠堂は、バンアンとチャムローの二つだけといわれている。

クアンガイ省のチャムロー遺跡は土台を残して崩壊しており、今は1903年に発見した地下室や礎石のみが残っている。
行き方 ホイアンから608号線でヴァィンディエンの町に着く。1号線を右折し、橋を渡り左折して3キロほど走る。
一口メモ 祠堂の入口前には、ガジャシンハとシンハの像が置かれている。

1号線を北上し、Vinh Dien の街中を走る。

この先を左折して、3キロほど走るとバンアン遺跡がある。


バンアン遺跡の祠堂は、ユニークな八角形をし、三方に入口を開いた前房を持っている。


フランス人技師のあやまった修理により、東西の入口は長窓に変わっている。


祠堂の入口前には、ガジャシンハとシンハの像が置かれている。

二つの像の様式は同じでないところから、造られた年代は異なっている。


シンハ(獅子・Simha)像。


ガジャシンハ(象頭獅子・Gajasimha)像。


前房から祠堂にかけての迫り出し構造。


前房部の内部空間。


祠堂内には、浅浮彫りの帯状文様の基壇の上に小さなリンガが祀られている。


八角形の祠堂内部空間。


遺跡の敷地の隅に置かれた石碑には、チャム語の碑文が書かれている。


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