「川原毛地獄」の駐車場に車を止めて、目的の「川原毛大湯滝」を目指す。

駐車場から徒歩15分との事。

新緑の木々の間から「川原毛大湯滝」が見えた。

思わず、感激!

「滝」そのものが温泉と云う「川原毛大湯滝」。

1キロほど上流で湧出する温泉が沢水と合流し、20メートルの高さから豪快に流れ落ちている。

滝壺や渓流はすべて天然の露天風呂だ。夏のシーズンになると、訪れる人が多い為、水着着用で入浴するらしい。

…「ふうみん」は、そんなのは、当然いやだ!

「ふうみん」が「川原毛大湯滝」に急いだのは、まだ誰もいない滝壺の温泉に、スッポンポンで入りたかったからだ。

滝壺の温泉に「いや~あ!満足!満足!」

川原毛地獄山は、青森県の恐山と富山県の立山と並ぶ日本三大霊地の一つ。

大同2年(807年)に同窓和尚が開山したと伝えられており、灰白色の溶岩に覆われた山肌は火山活動の余韻を残している。

標高約800メートルの澄み切った青い空と白い雲の下に荒々しい山肌と噴出す蒸気。

そして、鼻をつく強い硫黄臭などが混然とした中で、荒涼とした不気味な光景を醸し出している。



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