Jayavarman VII

(宿駅・4/8) Prasat Nong Kong



218号線からNong Kong 村に入り「宿駅・4」のPrasat Nong Kong を探すが分からず。
今日は早々に断念して、明日改めて探す事にする。
昨日、途中で断念した「宿駅・4」のPrasat Nong Kong を24号線から、Nong Kong 村に入り遺跡を見学しよう。



Ban Nong Kong の村人に聞いた田んぼの一本道を走るが、遺跡らしきものは無い。

多分、道を間違えたと思い引き返して来ると、オートバイに乗った「おじさん」に出会った。

この「おじさん」に遺跡を聞くと、親切にも案内してくれるという。


車をやっとUターンさせてオートバイの後を走る。

先ほどUターンした場所から、かなり先まで行ったところの左手に「宿駅・4」のPrasat Nong Kong 遺跡はあった。

看板等は一切無いので、案内してもらわなかったら、この遺跡には絶対に行き着かなかっただろう。

北側から。

案内してくれた「おじさん」。


「ふうみん」は心ばかりのチップを渡そうとしたが、受け取らなかった。


「おじさん」!本当にありがとう。


あなたが居なければ、今回の王道上の「宿駅」の全駅制覇は出来なかった。まさに感謝!

西北側から。

西側から。

北東側から。

遺跡の前の社。

この遺跡も、北側のラテライトの石組みを残すだけで、見事なまでに崩壊している。

北側の石組み。

遺跡の中の石。

ラテライトの石組み。

北側の石組みを遺跡の内部から。

遺跡から眺めたイサーンの赤い大地。

「おじさん」はオートバイに乗って去っていった。


この遺跡に車は入れず、「yayo」は先まで行ってちょうどUターンして戻って来たところだった。


Prasat Nong Kong から眺めたイサーンの大地。この赤い大地の片隅にクメールの遺跡は崩壊し、そして忘れ去られたように佇んでいた。


800年も昔、この遺跡の前の王道をたくさんの人々が往来していた姿は、余程想像力を働かせなくては思い浮かばない。それにしても、歴史のロマンだな~あ。



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