■行程8日目>アランヤプラテートからバンコクへ



DAY1 311km (TOTAL 2434km) 
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■05:40

起きて直ぐに、ホテルの外に出た。

なにしろ、新鮮な空気が吸いたい。今朝はどうも二日酔いみたいだ。

昨晩は最後の夜なので、残っていた焼酎を全部空けてしまった。

そのため、飲み過ぎたようだ。

ホテルの周りをぶらぶらと散歩する。


■05:41

ホテルの広い駐車場に、7台もの観光バスが停まっていた。

表示を見ると、バスは3種に別れている。

全部韓国人のツアーだ。アンコールワットにでも行くのだろうか。

そして彼らは、夜の10時に着いて朝の7時前に出発して行った。

まさに弾丸ツアーだ。


■07:37

「ふうみん」たちは、彼らの去った後の散らかったレストランで、2人だけの朝食を摂った。


■08:46

33号線をバンコク方面に向けて出発した。

道の真ん中に障害物が設置されている。カンボジア軍の戦車対策なのかな?

まずは、県都サケーオに向けて走る。


■09:58

サケーオ市街を通り過ぎる。

サケーオは県都としては、少し寂しい街だった。

そして、カビンブリで304号線に交差する。

ここを左折すると、この道路はバンコクのドンムアン空港の近くまで通じている。

今日は、この道をずーっと走るつもりだ。


■11:14

途中の319号線を右折して、サモラコット遺跡へ向った。

この遺跡はタイ語で「エメラルドのプール」を意味する。

ジャヤヴァルマン7世の治世下、重要な貯水池だった。

井戸があった。この井戸の水は聖なる水で、現タイ王室の載冠式で用いられている。


■11:15

紅土の基礎が残されており、所々にローソクの跡があった。


■11:25

数キロ行ったところに、サケーオ遺跡がある。


■11:26

ここは、ドヴァラヴァティー時代の貯水池だ。


■11:28

紅土の石切り場の跡の壁面には、動物の浮彫りが残されている。


■11:32

また、この近くには貯水池跡がたくさん残されている。


■12:11

304号線に戻りバンコクを目指す。

途中、雨が降ってきた。


■12:24

チャチューンサオの市内で、パタヤ方面からの314号線が合流して混む。

今までの道路ではこんな混雑に遭遇しなかったので、何かすごく疲れた。


■12:33

そろそろレンタカーを返す用意だ。

ガソリンを満タンにして昼食を摂ろうと、適当なガソリンスタンドを捜しながら走る。

よさそうなスタンドがあり入る。


■12:38

ガソリンを満タンにし、スタンドに併設された食堂で今回の旅の最後になるソムタムと麺を食べる。


■13:58

さあ、空港まで一走りだ。

と意気込んで出たが、途中で何度も大渋滞に遭遇した。

無謀な事に地図をスーツケースの中に仕舞い込んだままだ。

地図が無いので今何処を走っているか全く分らないが、304号線を走ればよいと思いひたすら走る。


■14:03

やっと、離発着する飛行機が見えた。この道で間違いないと一安心。

今回の旅で最初の晩に食事をしたシーフードマーケットが右に見えた。

もう十分に空港まで分る道だ。


■14:11

ドンムアン空港のターミナル2のAVISの駐車スペースに到着。


■14:20

AVISに無事レンタカーを返却。

8日間の走行距離は、2434キロだった。


■15:36

JALのホームページで確認したら、当日のフライトは当日いつでもチェックイン出来ると書いてあった。(これは日本国内だけか?)

ターミナル1のJALのチェックインカウンターに行くが誰もおず、閉まったままだ。

仕方が無い、直ぐそばに荷物の一時預りにスーツケースを2個預け、「よこはま」さんに電話する。

4時にスリウオンのモンティエンホテルのロビーで合うことにする。


■17:27

モンティエンホテルは、「ふうみん」たちが過去2回泊まった事のある懐かしいホテルだ。

ロビーで「よこはま」さんに会う。数ヶ月前に日本で会ったが、またバンコクで会うのは感じが違う。

近くの海鮮料理屋の「孫文」で夕食だ。

「よこはま」さんの奢りでたくさんの料理を頼む。

そして、乾杯のビールだ。積もる話に花が咲く。



■18:44 楽しい夕食を終えて、スクンビットのカラオケに行こうとBTSに乗って移動する。


■18:59

バンコクの夜景を楽しむ。

そういえば昨年、一昨年とタイに来た時はバンコク国際空港からイサーンに直ぐ行き、バンコク市内には来なかったのだ。


■19:00

カラオケに行く途中、中国人の二人の女の子に道を訊かれる。

ワールドトレードセンターに行きたいという。

タイ語も英語も話せないので、我々を同胞と思って話しかけて来た様だ。

確かに、「よこはま」さんと「ふうみん」の風貌では、中国人に間違われても仕方が無いと苦笑する。


■19:04

カラオケでバンコクの最後の夜を十分楽しみ、「よこはま」さんと別れてタクシーで空港に向う。

預けた荷物を受け取りJALに無事チェックインする。

フライトまでの待ち時間、コーヒーを飲みながら今回の旅を振り返る。

スピード違反などもあったが、クメール遺跡を30ヶ所も回れた。

700年の昔に思いをはせ「王道」にロマンを感じた。すばらしく、またとても楽しい旅だった。




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