イサーンの大地走行2000キロプラス タイ(イサーン)のクメール遺跡
シーコラプーム Prasat Si Khoraphum




ラテライトの基壇の上の5基の祠堂、強い西日に輝いていた





遺跡名
シーコラプーム Prasat Si Khoraphum
場所 スリン
Surin

Prasat Si Khoraphum
Tambon Ra Ngang, Amphoe Sikhoraphum, Chang Wat Surin 32110
位置情報 14.944609, 103.798334
創建年代 アンコールワット様式
Angkor Wat Style
見学日 2005年6月
2017年11月
配置図



コメント

●概要…12世紀のスルーヤバルマン2世時の建物で、ラテライトの基壇の上にレンガ造りの5基の祠堂が建っている。

中央祠堂の高さは32メートルもあり、遺跡を囲むようにバライが配置されている。

最初ヒンドゥー教のシヴァ神殿として建てられたが、後の16世紀ごろに仏教寺院に改修された。

中央祠堂のまぐさ石の神々のレリーフは見応えがある。踊るシヴァ神を中央にドゥルーガ神、ヴィシュヌ神、プラフマー神、ガネーシャ神が彫られている。

●行き方…スリンから226号線を35キロほど走る。左手にシーコラプーム駅があり、シーコラプーム駅から東に1キロの地点に遺跡はある。

●一口メモ…2017年11月17日(金)に訪問した。明日からの「スリンの象祭り」に伴う、「ライト&サウンドパフォーマンスショー」が今晩と明晩に開催される。

その為、シーコラプームの専用駐車場に入れず、左側の寺院の中に車を停める。

ライト&サウンドパフォーマンスショーの出し物は、「The Legend of Thousand Years of the Sikhoraphum Castle」という。

写真
シーコラプーム駅前には遺跡の模型が飾られていた バライ越しに眺めた5基の祠堂
西側から見た祠堂 西側から見た中央祠堂
中央祠堂のまぐさ石の神々のレリーフ イサーンのクメール遺跡には珍しいデヴァター像
中央祠堂のナーガ 中央祠堂の内部
ラテライトの基壇に砂岩とレンガで建てられている 入口横には納まりきれない石が置かれていた
中央祠堂のまぐさ石の神々のレリーフ
中央は踊るシヴァ神、左下からドゥルーガ神、ヴィシュヌ神、プラフマー神、ガネーシャ神

2017年11月訪問時の写真
シーコラプームはショーの準備の真っ最中で、その為に入場料は無料だった
レンガの祠堂が青空に映える。左側には、唯一完全な形で残った南西の祠堂
この祠堂の形は、スリン地方のクメール遺跡の独特の形状といえる
バライ越しに見たシーコラプーム






イサーンの大地走行2000キロプラス タイ(イサーン)のクメール遺跡