イサーンの大地走行2000キロプラス タイ(イサーン)のクメール遺跡
チャンピ Prasat Chang Pi




バライ越しに遺跡を眺める





遺跡名
チャンピ Prasat Chang Pi
場所 スリン
Surin

Prasat Chang PI
Tambon Chang Pi, Amphoe Sikhoraphum, Chang Wat Surin 32110
位置情報 14.929854, 103.701877
創建年代 バイヨン様式
Bayon Style
見学日 2010年12月
配置図



コメント

●概要…クメール帝国最強の王ジャヤヴァルマン7世は領土内の整備の一環として、102ヶ所の施療院を各地に配置した。

施療院はArogayasala又はKuti Ruesi 、Kuti Rishi(サンスクリット語で仙人の小屋)と呼ばれる。

施療院は主祠堂、経蔵、塔門、周壁、バライからなる小規模の伽藍である。

伽藍は東面し、主軸上には塔門、主祠堂が位置し、塔門から低い周壁が周る。主祠堂と塔門の間には経蔵が配置され、伽藍の北東側にはラテライトで護岸されたバライが設けられている。

「施療院」の詳細な情報については
を参照下さい。

●行き方…スリンから226号線をシーサケット方面に10数キロ走った地点を左折して、狭く複雑な田舎道を走る。何度も住民に聞いて、やっとたどりついた。

●一口メモ…「ふうみん」は、このところ興味を持っている、経蔵に聖水を流す「ソーマスートラ」が設けられているか?を調べる。

この遺跡はラッキーにも、これから修理が始まるところだった。

「経蔵」の壁面やトレンチされた穴も良く観察したが、残念ながら「ソーマスートラ」の跡はなかった。

イサーンの宿駅と施療院の分布図



写真
正面から塔門を望む 塔門と窓
経蔵にトレンチされた穴 「経蔵」の壁面とトレンチされた穴
完全に崩れた祠堂 祠堂のサブペディメント
ラレライトの周壁 塔門前のテラスの参道が?






イサーンの大地走行2000キロプラス タイ(イサーン)のクメール遺跡