イサーンの大地走行2000キロプラス タイ(イサーン)のクメール遺跡
チョンプラ Prasat Chom Pra




遺跡の入口は南西側だ





遺跡名
チョンプラ Prasat Chom Pra
場所 スリン
Surin

Prasat Chom Phra
Tambon Chom Phra, Amphoe Chom Phra, Chang Wat Surin 32180
位置情報 15.104931, 103.601947
創建年代 バイヨン様式
Bayon Style
見学日 2009年1月
配置図



コメント

●概要…クメール帝国最強の王ジャヤヴァルマン7世は領土内の整備の一環として、102ヶ所の施療院を各地に配置した。

施療院はArogayasala又はKuti Ruesi 、Kuti Rishi(サンスクリット語で仙人の小屋)と呼ばれる。

施療院は主祠堂、経蔵、塔門、周壁、バライからなる小規模の伽藍である。

伽藍は東面し、主軸上には塔門、主祠堂が位置し、塔門から低い周壁が周る。主祠堂と塔門の間には経蔵が配置され、伽藍の北東側にはラテライトで護岸されたバライが設けられている。

「施療院」の詳細な情報については
 
を参照下さい。

●行き方…スリンから214号線を北上し、26キロ先のChom Phra を目指す。Wat Pa Prasat Chom Phra の中に Prasat Chom Phra 遺跡はある。

●一口メモ…遺跡のラテライトの石組みの間から、大木が立っており、なかなか雰囲気のある遺跡だ。

イサーンの宿駅と施療院の分布図



写真
仏教寺院の中にある 塔門と大木
バライ 東北から眺めた塔門
祠堂正面 祠堂内部は天井石が崩落していた
南西から眺める 経蔵
塔門正面






イサーンの大地走行2000キロプラス タイ(イサーン)のクメール遺跡