イサーンの大地走行2000キロプラス タイ(イサーン)のクメール遺跡
アロガヤサラー Arokayasala




東北にあるバライ越しに遺跡を眺める





遺跡名
アロガヤサラー Arokayasala
場所 ナコンラチャシーマー
Nakhon Ratchasima

Kuti Rishi. Arokayasala
Tambon Nai Mueang, Amphoe Phimai, Chang Wat Nakhon Ratchasima 30110
位置情報 15.211928, 102.498516
創建年代 バイヨン様式
Bayon Style
見学日 2009年1月
配置図



コメント

●概要…クメール帝国最強の王ジャヤヴァルマン7世は領土内の整備の一環として、102ヶ所の施療院を各地に配置した。

施療院はArogayasala又はKuti Ruesi 、Kuti Rishi(サンスクリット語で仙人の小屋)と呼ばれる。

施療院は主祠堂、経蔵、塔門、周壁、バライからなる小規模の伽藍である。

伽藍は東面し、主軸上には塔門、主祠堂が位置し、塔門から低い周壁が周る。主祠堂と塔門の間には経蔵が配置され、伽藍の北東側にはラテライトで護岸されたバライが設けられている。

「施療院」の詳細な情報については
 を参照下さい。

●行き方…ピマーイ遺跡の勝利の門から、206号線を数百メートル南に行った左側にある。

●一口メモ…206号線から遺跡に行くダート道は、古代の「王道」だ。

イサーンの宿駅と施療院の分布図



写真
正面 塔門から祠堂を望む
塔門 塔門のフレームは砂岩だ
経蔵 経蔵内に置かれた蓮の花?
祠堂 バライ
塔門の石組みはしっかりしている






イサーンの大地走行2000キロプラス タイ(イサーン)のクメール遺跡