イサーンの大地走行2000キロプラス タイ(イサーン)のクメール遺跡
プランクー Prang Ku




プランクー遺跡の全景、仏教寺院の広い芝生の庭にある





遺跡名
プランクー Prang Ku
場所 ロイエット
Roi-Et

Prang Ku (Prasat Nong Ku)
Tambon Ma-ue, Amphoe Thawat Buri, Chang Wat Roi Et 45170
位置情報 16.077082, 103.734819
創建年代 バイヨン様式
Bayon Style
見学日 2004年11月
2017年11月
配置図



コメント

●概要…クメール帝国最強の王ジャヤヴァルマン7世は領土内の整備の一環として、102ヶ所の施療院を各地に配置した。

施療院はArogayasala又はKuti Ruesi 、Kuti Rishi(サンスクリット語で仙人の小屋)と呼ばれる。

施療院は主祠堂、経蔵、塔門、周壁、バライからなる小規模の伽藍である。

伽藍は東面し、主軸上には塔門、主祠堂が位置し、塔門から低い周壁が周る。主祠堂と塔門の間には経蔵が配置され、伽藍の北東側にはラテライトで護岸されたバライが設けられている。

「施療院」の詳細な情報については
を参照下さい。

典型的な施療院のスタイルを知るには格好の遺跡だ。バライの横には遺跡の修理時に余ったのか石が積まれていた。

この遺跡の入口の道路の反対側には、ラテライトの基壇があり標識は無いが Ku Noi Ban Yang Ku 遺跡だという。

●行き方…ロイエットから2044号線をロイエット空港を目指して東に10kmほど走ると標識があり、右折して1キロ足らずの左側の仏教寺院の中にある。

●一口メモ…この遺跡の入口にはローマ字表記の標識が無く、間違ってずーっと奥まで行ってしまったので注意が必要。

イサーンの宿駅と施療院の分布図



写真
入口は東側で朝日を浴びた遺跡は美しい 入口から中を見る
祠堂の横に置かれていた 祠堂内に安置された仏像
この角度が一番美しい ラテライトで造られた祠堂
バライの横に置かれた遺跡の石 振り返ると入口の門とレンタカーが見えた
2044号線の標識 入口の反対側に、Ku Noi Ban Yang Ku 遺跡がある
入口右手前の階段状に縁取りされたバライ(聖池)

2017年11月訪問時の写真
祠堂が整備されていたが、新しいラテライトが痛々しい






イサーンの大地走行2000キロプラス タイ(イサーン)のクメール遺跡