イサーンの大地走行2000キロプラス タイ(イサーン)のクメール遺跡
バイベッグ Baibaek




3基のレンガで造られた祠堂はかなり破損している





遺跡名
BAIBAEK
バイベッグ Baibaek
場所 ブリーラム
Buriram

Chan Thop Phet
Ban Kruat District, Buriram 31180
位置情報 14.346193, 103.163153
創建年代 バプーオン様式
Baphuon Style
見学日 2005年6月
配置図



コメント

●概要…11世紀に建てられた、パブーオン様式の3基のレンガで出来た祠堂が残されているが、遺跡の破損が激しい。

レンガで出来た祠堂は下部を白色レンガ、上部を赤色レンガの2色で造られているめずらしい物だ。

ここから発見されたまぐさ石(ガルーダに乗るヴィシュヌ神)は、ピマーイの博物館に収蔵されている。

遺跡の近くには大きな石が多数放置されており、かなり大きな規模の遺跡だったと推測する。

●行き方…219号線を南に下ると224号線と交差する。ここを左折して、224号線を5キロほど走ったT字路を右折し、ダート道を5キロほど走ると左側にある。人気の無い寂しい場所だ。

●一口メモ…タームアン遺跡群から西に直線で10キロ離れた場所に在る。

この遺跡はピマーイからアンコール都城を結んだ線上にあり、最初の「王道」の中継点の一つだった。

後に、ダンレック山脈越えに楽なタームアン経由に「王道」は変更になった。

写真
人気の無いダート道を走る タイ語の標識があり、ここを左折する
遺跡の入口から3基の祠堂を見る 祠堂のレンガの色の違いがはっきり分る
向って左手の祠堂に置かれたお供え物 レリーフの彫られた石柱があった
多分遺跡の砂岩だろう彫られた跡があった 遺跡から来た道路を振り返る
北海道のような、たおやかな風景。付近には遺跡の石群が散見される。






イサーンの大地走行2000キロプラス タイ(イサーン)のクメール遺跡