イサーンの大地走行2000キロプラス タイ(イサーン)のクメール遺跡
ワットプラシーラタナマハタート(ワットヤイ) Wat Phra Si Rattana Mahathat




36メートルのクメールの祠堂の前には、8メートルの仏像とラテライトの拝殿の柱





遺跡名
WAT PHRA SI RATTANA MAHATHAT
ワットプラシーラタナマハタート(ワットヤイ)
Wat Phra Si Rattana Mahathat
場所 ピサヌローク
Phitsanulok

Wat Phra Si Mahathat Worawihan Wat Yai
Phutthabucha Alley, Tambon Nai Mueang, Amphoe Mueang Phitsanulok, Chang Wat Phitsanulok 65000
位置情報 16.823797, 100.262322
創建年代
見学日 2006年11月
配置図



コメント

●概要…この寺院の正式名称はワットプラシーラタナマハタートだが、地元の人はワットヤイ(Wat Yai)と呼んでいる。

クメールの祠堂の裏に本堂があり、タイで最も美しいといわれるチンナラート(勝利)ブッタ(Chinnarat Buddha)が安置されている。

この寺院は1357年にリタイ王が命じて建てられたという。「ふうみん」は初めて見た時、何か奇異に感じたのは、本堂は高さ36メートルのクメールの祠堂の裏に西向きに建てられていたからだ。

この、クメールの祠堂の正面は東だ。そこには仏陀立像と拝殿のラテライトの柱が残されており、周りはトタンで囲まれて放置されている。

何かとても不自然な感じがした。と言う事は、最初から建てられていたクメールの祠堂に、後から本殿が増築されたのだろう?

クメールの王道はピマイからシーテープを通り、ヨム川を北上しスコータイへと通じていた。このヨム川とナーン川は、ピサヌロークでは10キロも離れていない。

●行き方…12号線のトップランドプラザの前の通りを西に向かい、ナーン川と交わる場所の右手前にある。車では右折出来ず、ナーン川を渡ってUターンしなくてはならない。

●一口メモ…市内のワットチュラマニーに行ってから、この寺院のクメールの影響は大であると感じた。

写真
クメールの祠堂の裏側に西を向いて建てられた本堂 本堂の入り口
タイで一番美しいといわれる黄金のチンナラート佛 この仏像はスコータイ時代後期のものだ
クメールの祠堂を寺院の中庭から見る 南側から眺めた寺院
寺院の奥には石仏が展示されていた 古いものだがタイ語で解らず
回廊には黄金の仏像が並んでいる。圧巻だ






イサーンの大地走行2000キロプラス タイ(イサーン)のクメール遺跡