イサーンの大地走行2000キロプラス タイ(イサーン)のクメール遺跡
ムアンカオ Prasat Muang Kao




ジャヤヴァルマン7世が建設した施療院の一つ





遺跡名
ムアンカオ Prasat Muang Kao
場所 ナコンラチャシーマー
Nakhon Ratchasima

Tambon Kho Rat, Amphoe Sung Noen, Chang Wat Nakhon Ratchasima 30170
位置情報 14.907894, 101.861944
創建年代 バイヨン様式
Bayon Style
見学日 2005年6月
2009年1月
配置図



コメント

●概要…クメール帝国最強の王ジャヤヴァルマン7世は領土内の整備の一環として、102ヶ所の施療院を各地に配置した。

施療院はArogayasala又はKuti Ruesi 、Kuti Rishi(サンスクリット語で仙人の小屋)と呼ばれる。

施療院は主祠堂、経蔵、塔門、周壁、バライからなる小規模の伽藍である。

伽藍は東面し、主軸上には塔門、主祠堂が位置し、塔門から低い周壁が周る。主祠堂と塔門の間には経蔵が配置され、伽藍の北東側にはラテライトで護岸されたバライが設けられている。

「施療院」の詳細な情報については
を参照下さい。

●行き方…コラートから国道2号を約32キロ。ノンクー遺跡の前を通り十字路を右折して少し行くと道沿いの左側にある。

●一口メモ…ムアンカオ遺跡のある場所のスンヌーンは1000年以上前のコラートの街の中心だった。

ムアンカオ遺跡と隣接する仏教寺院とは、しっかりと共存しているのがうかがえる。

イサーンの宿駅と施療院の分布図



写真
遺跡に向う道端に自転車が放置されていた 楼門を眺める
祠堂の裏口から楼門は一直線だ シヴァ神殿の象徴のリンガを置くヨニ
迫り出し構造が良く分かる 楼門の上部
仏教寺院に置かれた屋蓋の蓮の花の砂岩 まぐさ石と破風
バライ越しに眺める 楼門と祠堂
楼門は砂岩だが、手前の祠堂はラテライトで造られている






イサーンの大地走行2000キロプラス タイ(イサーン)のクメール遺跡