イサーンの大地走行2000キロプラス タイ(イサーン)のクメール遺跡
クーパンナ Ku Phanna




ジャヤヴァルマン7世が造った施療院だ





遺跡名
クーパンナ Ku Phanna
場所 サコンナコン
Sakon Nakhon

Prasat Ku Phanna
Tambon Sai Mun, Amphoe Sawang Daen Din, Chang Wat Sakon Nakhon 47240
位置情報 17.442594, 103.557319
創建年代 バイヨン様式
Bayon Style
見学日 2006年6月
配置図



コメント

●概要…クメール帝国最強の王ジャヤヴァルマン7世は領土内の整備の一環として、102ヶ所の施療院を各地に配置した。

施療院はArogayasala又はKuti Ruesi 、Kuti Rishi(サンスクリット語で仙人の小屋)と呼ばれる。

施療院は主祠堂、経蔵、塔門、周壁、バライからなる小規模の伽藍である。

伽藍は東面し、主軸上には塔門、主祠堂が位置し、塔門から低い周壁が周る。主祠堂と塔門の間には経蔵が配置され、伽藍の北東側にはラテライトで護岸されたバライが設けられている。

「施療院」の詳細な情報については
を参照下さい。

●行き方…サコンナコンから22号線をウドンターニーに向い、75キロほど走った地点の標識を左折して、数百メートルの場所を右折するとある。

●一口メモ…クーパンナ遺跡は「ふうみん」の知る限り、タイで一番北にある施療院の遺跡だと思う。

イサーンの宿駅と施療院の分布図



写真
遺跡を正面から眺める 東北方向から眺める、祠堂があればいい図になる残念!
十字型をした入り口が綺麗に残っている 入り口から見ると内部の祠堂が見える
経蔵は基壇だけだ 祠堂の上部はない
祠堂内部には半壊したヨニが安置されていた 右手前には整備されたバライがあった
西側から見た遺跡。半壊の祠堂と綺麗に残った入口






イサーンの大地走行2000キロプラス タイ(イサーン)のクメール遺跡