イサーンの大地走行2000キロプラス タイ(イサーン)のクメール遺跡
クーバーンクアオ Ku Ban Khwao




朝の食事に向う牛飼いと牛の群が逆光の祠堂の前を横切る 一幅の絵画だ





遺跡名
クーバーンクアオ Ku Ban Khwao
場所 マハサラカーム
Mahasarakham

Ku Mahathat (Prang Koo Ban Khwao)
Tambon Khwao, Amphoe Mueang Maha Sarakham, Chang Wat Maha Sarakham 44000
位置情報 16.158163, 103.417364
創建年代 バイヨン様式
Bayon Style
見学日 2006年6月
配置図



コメント

●概要…クメール帝国最強の王ジャヤヴァルマン7世は領土内の整備の一環として、102ヶ所の施療院を各地に配置した。

施療院はArogayasala又はKuti Ruesi 、Kuti Rishi(サンスクリット語で仙人の小屋)と呼ばれる。

施療院は主祠堂、経蔵、塔門、周壁、バライからなる小規模の伽藍である。

伽藍は東面し、主軸上には塔門、主祠堂が位置し、塔門から低い周壁が周る。主祠堂と塔門の間には経蔵が配置され、伽藍の北東側にはラテライトで護岸されたバライが設けられている。

「施療院」の詳細な情報については
を参照下さい。

●行き方…マハサラカームから23号線をロイエットを目指して東に13キロ地点を左折して、そこから1キロ足らずの公園の中にある。

●一口メモ…23号線の左折地点に遺跡の標識は無く行き過ぎてしまった。Uターンしてロイエット側から戻るとそちら側には遺跡の標識があった。

イサーンの宿駅と施療院の分布図



写真
入口は南側で朝日を浴びた木立の中の遺跡は美しい 上部が破損した入口から中を見る
祠堂の横には仏像とヨニが置かれていた 残念な事にまぐさ石にレリーフは無い
祠堂の中には仏像が安置されていた ラテライトで造られた祠堂の横にヨニが置かれていた
経蔵にはトタン屋根が葺かれ涅槃仏が安置されていた 破損した入口
ラテライトの複雑な形をした石組み、インカの石組みを思い出した






イサーンの大地走行2000キロプラス タイ(イサーン)のクメール遺跡