イサーンの大地走行2000キロプラス タイ(イサーン)のクメール遺跡
ナンラム#2 Prasat Nang Ram#2




典型的な施療院のスタイルだ





遺跡名
ナンラム#2 Prasat Nang Ram#2
場所 ナコンラチャシーマー
Nakhon Ratchasima


Tambon Nang Ram, Amphoe Prathai, Chang Wat Nakhon Ratchasima 30180
位置情報 15.502169, 102.622772
創建年代 バイヨン様式
Bayon Style
見学日 2004年11月、2009年1月
配置図



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●概要…ナンラム遺跡は、二つの遺跡からなる。入口近くの遺跡#2を紹介しよう。

クメール帝国最強の王ジャヤヴァルマン7世は領土内の整備の一環として、102ヶ所の施療院を各地に配置した。

施療院はArogayasala又はKuti Ruesi 、Kuti Rishi(サンスクリット語で仙人の小屋)と呼ばれる。

施療院は主祠堂、経蔵、塔門、周壁、バライからなる小規模の伽藍である。

伽藍は東面し、主軸上には塔門、主祠堂が位置し、塔門から低い周壁が周る。主祠堂と塔門の間には経蔵が配置され、伽藍の北東側にはラテライトで護岸されたバライが設けられている。

「施療院」の詳細な情報については
 を参照下さい。

●行き方…コラートから国道2号を62km北上し、バンワット交差点を右折して207号に入る。そして20km程行った所を左折して、4km走った行き止まりにある。

●一口メモ…この遺跡に行くのに1時間半も探し回ってしまった。TATの地図は道路の反対側を示していた。

207号線から遺跡に左折箇所の標識は、ローマ字表記の標識は無くタイ語の標識のみ。しかもこのタイ語表記は、TATの地図とスペルが異なるので注意が必要。

2009年1月の夕暮れに再訪した。

イサーンの宿駅と施療院の分布図



写真
遺跡の説明版は設置されたばかりだ 施療院の祠堂
祠堂の内部の祭壇 施療院のバライ(聖池)

2009年1月再訪時の写真
イサーンの大地に佇むナンラム遺跡に沈む夕日
夕日に照らされる遺跡 楼門
ヨニ 蓮の花の屋蓋






イサーンの大地走行2000キロプラス タイ(イサーン)のクメール遺跡