■行程8日目>ドンムアン空港から帰国へ



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■6:05

目が覚めて、ホテルの部屋の大きな一枚ガラスの窓からコンケーンの街を見渡す。

外の景色が少し明るくなって来た。


■6:45

部屋にはセンスのいい置物が飾られている。

今日の夜に帰国するとは、旅に出て一番寂しい思いがする時だ。

夢から現実に戻される時が、ついに来たのだ。


■7:22

レストランに入ると、まだ7時前だというのに半分以上の席はもう埋まっている。

料理はビュッフェ方式で品数、味はイサーン1といってもいいだろう。

いつもは食べない焼き立てのフランスパンが美味しそうなので、思わず手を出す。

美味しい!日本の名店にも負けないか、それ以上の味だ。


■7:36

充分に満足した朝食を終えて、吹き抜けのロビー内を散策する。


■7:36

豪華で重厚感溢れる見事な装飾だ。

「yayo」も素敵を連発する。

最後の宿泊をこのホテルにしてよかったなと感じた。


■9:08

ホテルを出て、2号線を100キロ超で走る。

途中ガソリンスタンドに寄ると、奥に今まで見たことの無い店があった。

大分県の「一村一品」運動をタイのタクシン首相が人気取り?でタイに取り入れた店だ。

話には聞いていたが実際に見るのは初めてだ。

中に入たが取り立てて欲しいものは無かった。



■10:00 2号線を快調に飛ばし、ピマーイへと向かう。ピマーイ遺跡は昨年行ったばかりだが、今回は通り道なのでもう一度よく見たいと思った。


■10:12

2号線を左折して、206号線に入りピマーイに向かう。


■10:27

ピマーイ遺跡は土曜日のせいか観光バスが多く、遺跡の前の道路は通行止めになり、臨時のバスの駐車場になっていた。

ぐるりと一回りして、遺跡の入口横の駐車場に止める。

昨年来たばかりなので勝手は知っている。


■10:28

入場料の40バーツを払い中に入る。


■10:33

ピマーイ遺跡の入り口のテラスのシンハ。

今日は観光客で込んでいる。



■10:36 中央に28メートルの主祠堂を置き、南に2基の祠堂を配し、それを回廊で囲んである。


■10:39

主祠堂の上部は崩壊していたが、1960年代に修復され、今はその威容を誇っている。


■10:47

遺跡の中心は観光客で混んでいるが、遺跡の裏に回ると観光客はほとんど居ない。

そこには、まぐさ石が何点も展示されていた。


■10:55

木陰とバライが涼しさを感じさせる。


■10:59

ピマーイ遺跡と少女。


■11:10

ピマーイ遺跡を後にし、勝利の門に行った。

そこには、精神病的なおばさんが「ブツブツ」と独り言のような祈りをささげていた。


■11:10

地元の女の子がⅤサインを出して親愛の情を示す。


■11:12

勝利の門から眺めたピマーイ遺跡。

この道がアンコールワットへと続く「王道」だ。



■11:20 ピマーイ国立博物館の横に車を止めて、ムーンリバーを眺める。



■12:00  パノムワン遺跡には昨年来たが修復工事中だった。今回はしっかり見学しょう。


■12:04

ピマーイ遺跡は観光客で溢れていたが、ここは土曜日だというのにアベックが1組だけだ。

パノムワンはピマーイより30年古く、11世紀の末に建てられ一基の祠堂と拝殿からなる。


■12:06

前回気がつかなかったが、裏に回ると驚くほどの量のラテライトや砂岩が積み上げられ、レリーフ等が散乱している。

これでは修復工事が終ったのか、途中なのか判断できない。

まさにタイらしいネ。


■12:07

9世紀頃のレンガ造りの祠堂の基礎は屋根に覆われていた。



■12:08 南西側から眺めたパノムワン遺跡。


■13:45

コラートのBIG-Cに入る。

土曜日のせいか駐車場は一杯で屋内も込んでいる。

本当にタイ人はショッピングセンターが好きだと感心する。

「よこはま」さんのメールにもあったが、何処からこんなに人が集まるのだろう。

エアコンの効いた快適な環境が好きなんだな~と改めて思った。


■13:48

フードコートで昼食を済まし、お土産を買う。


■15:16

シルクで有名な町パクトンチャイへ寄る。

パクトンチャイの街の道路を往復するが、シルクの店が見つからない。

やっと1軒見つけて入るが、ほしいものは無かった。


■16:12

早目にドンムアン空港に行く事にし、24号線に入りバンコクに向かう。

2号線に合流して少し走ると、満々と水を蓄えたラムタコンダムが見えた。


■16:41

2号線を快調に走る。

昨年はカオヤイ公園の当たりから、ラッシュと事故で道路が込んでいた。

今回、心配して飛ばして来たが大丈夫のようだ。


■17:13

バンコクまで後一時間足らずだ。

レンタカーを返却する準備の為、ガソリンスタンドに寄り満タンにする。

ここに3人の従業員お兄ちゃんが居て、「ふうみん」に「シンガポール」、「タイワン」と話し掛けてくる。

「ジャパニーズ」と答え、手元にあった地図を広げて、今回走ってきた3000キロを示すと3人は驚いた表情をしていた。


■18:26

帰国便のJAL707便は22:55発で、まだ充分に時間がある。

そこで、バンコク市内で夕食を摂る事にした。

今回の旅の最後の食事だ。


■18:55

ドンムアン空港を通り過ぎ、大きな道路(304号線)を左折したらジャスコがあった。

その隣の「シーフードマーケット」という店に入る。


■19:22

このレストランでも生バンドの演奏をしていた。

ここの「かにカレー」がとても美味い。

最後のタイでの食事に満足。


■19:28

マリさんという日本語の上手な女性が接客してくれた。

ノンカーイ県のターボの出身というので、「今回の旅行で行ったよ!」と話すと、とても喜んだ。

そして、「いい日本の男性を紹介してね」と頼まれた。

考えてみると、今回の旅行で日本語を聞いたのがルーイの焼肉屋の店主とこのマリさんだ。

その、両方ともタイ人だ。


■20:35

ドンムアン空港のターミナル2のAVISの駐車場に車を入れて無事に返却。

今回の旅8日間の走行距離は、実に3125キロに及んだ。

すぐ後に返却に来た欧米人は、車に傷をつけて係員と車体のチェックをしていた。

それを見ながら、8日間3125キロを無事走れて良かったと思う。


■21:00

ドンムアン空港の中の書店で「Origins of Thai Art」というタイの遺跡の本を売っていた。

2250バーツと少し高いが記念に購入。


■22:04

JAL707便の出発までの間、コーヒーを飲みながらイサーンの旅の出来事を「yayo」と話す。

長いようで、あっという間の楽しい8日間だった。


…さあ、次は何処へ行こうかな。




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