9、イサ―ンへ行ってきました 2004.09.05


8月の後半にパタヤとイサ―ンに行ってきました。

パタヤは2泊3日で同じクラスの若い男性とのんびりしてきました。ホテルは2年前に3人(注)で泊まったビーチビューホテルの2軒隣のチャーミング・インホテルで1泊600バーツでした。

2年前と同じように昼間は浜辺でビールを飲みながら風に吹かれていました。時間が経つのも忘れていました。こんな時間が必要だったのでしょうね。とても穏やかな気分でした。

夜はサウスパタヤでシーフードを食べ、ビアバーでゲームをしたり・・・ゆったりとできた日々でした。残念ながらシェルタンカイには行けませんでした。


イサ―ンの旅はタイ語の武者修業のつもりでした。どこまで自分のタイ語が通じるのか試すための旅で、もちろん一人旅です。

フアランポーン駅8時45分発の寝台急行でノンカーイへおよそ13時間の列車の旅でした。ノンカーイは小さな街で30分も歩けばつき抜けてしまいます。ラオスに渡る玄関口ですが、なんとも静かで穏やかな所でした。

メコンのほとりのレストランで対岸のラオスを見ながらのんびりとビールを飲み、食事をしていると、その情景の中に溶け込んで行くような感じがしました。

「何がおいしい?」
「どんなビールがあるの?」
「いくら?」
こんな言葉はなんとか通じたようです。

ホテルでは
「今日、部屋はあいていますか?」
「1泊いくらですか?」
・・・これもOK。

トクトクの交渉
「OO寺までいくら?」
「150バーツ」
「高い。100バーツ」
「OO寺から街中までもいれて200バーツでどう?帰りの乗り物はないよ。それに、今ガソリンも高いし」
「OK」
なんとか話は通じました。

夜のタイレストランで
「こんにちは。メニューを持ってきて」
「先ずはビール。どんなビールがあるの?じゃあチャンビール大瓶1本」
「これは、なに?(魚の)大きさはどのくらい?」
「見てみますか?」
「じゃあ、この魚1匹」
「料理はあまり辛くしないで」・・・

ショップで
「インスタントカメラありますか?」
「それじゃなくて、紙でできている」
「タイ語を話せるの?」
「少しだけ。今バンコクでタイ語を勉強しています」
「どのくらい?」
「4箇月くらい」
「どうしてタイ語を勉強しているの?」
「将来、タイに住みたいから」
「どうして?」
「タイ人は皆親切で優しいし、タイ料理は美味しいし、果物はたくさんあるし、なんといっても物価が安いので住み易いからです。この国に長く住みたいからです。」
などなど・・・

ノンカーイからウドンターニーへはバスで1時間半程でした。バスターミナルから駅までトクトクで。バス代は25バーツ、トクトクは20分くらいで60バーツ????これがタイなんですね。理屈では説明できません。

ウドンターニ―はノンカーイに比べずっと大きな街でした。デパート(ロビンソン)もあり、郊外には大型のスーパーマーケット(ロータス)がありました。大型のホテルも何件かあり都会といっていいのでしょう。

駅から500メートルほどのところにある噴水ロータリーを中心に昼間は結構賑やかでした。ここでは食堂で夕食にクイイッティアオを食べたのですが店の若い女の子の言っていることがよく分かりませんでした。

ウドンターニ―からコンケ―ンまでは普通列車で料金は25バーツ。2時間ほどでした。車窓からの景色は一面田圃で、日本の農村を彷彿とさせます。家は高床で、なんとか雨露が凌げる(?)ような家が多かったような気がします。まだまだ貧しい国なのです。

コンケ―ンは整然としていました。計画的に整備されているといった感じです。それでも1時間も歩かないうちに中心部は通り過ぎてしまうでしょう。ここでは博物館を見学しました。ホテルからトクトクで10分くらいで、40バーツ帰りは見物がてら歩きました。

いずれの街も夜は真っ暗になります。バンコクやパタヤとは全く違います。これでもまだ都会なのです。郊外へ行ったらきっと時代錯誤を感じるのではないでしょうか。

私はまだ幹線に沿ったところしか見ていません。これから徐々に深いところへも行ってみようと思っています。

ホテルから駅までトクトクで80バーツ(20分くらい)コンケ―ンからは列車でバンコクまで帰ってきました。およそ8時間2等車(クーラーつき)で309バーツでした。

ホテルは1泊400〜580バーツ。いわゆるゲストハウスと呼ばれている所は1ドル〜3ドルくらいのようでした。

言葉はまだまだでした。今度の旅までにはもっとコミュニケーションが図れるようにしたいと思います。

9月6日(月)から1期後半の授業が始まります。こちらに来て5箇月経ちましたが、まだ片言程度しか話すことができません。これからの7箇月が本当の勝負どころのような気がしています。

それでは、また

バンコクより
「よこはま」








(注):2年前のパタヤの3人


左から「ひさし」、「ふうみん」、「よこはま」の三人。
詳しくは「レンタカーDayTrip」のパタヤ編を。




















ノンカーイの駅






























ウドンターニーのロータリー













コンケーンの町並み