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8、山形>姥湯温泉>1999・5 |
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五色温泉、滑川温泉も直ぐ近くだ
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こんな山奥の秘湯が平日なのに
満室の看板が出ている。
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大日岳の荒れた山肌と断崖が迫り
残雪が残る大自然の中にある
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源泉の取り入れ口。52度の硫黄泉だ。
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姥湯温泉に始めて行ったのは、1999年の5月の下旬の平日だった。
標高1300mの吾妻山中の最奥部にある、姥湯温泉へ愛車「ハリアー」で向かった。山道のダートを登り、スイッチバックを過ぎて最後の下りのガレ場でタイヤの横がバーストした。
姥湯温泉についてまず最初にした事は、駐車場でのタイヤの交換作業だった。まだ、勿体無い事に新品同様のタイヤだった。現地のタイヤショップ買ったら、1本2万円近くもした。
駐車場から前川の源流にかかるつり橋を渡って、温泉宿の桝形屋に向かう。すごい場所に在る温泉だ。
宿について驚いた。こんな山奥の秘湯が、平日なのに満室の看板が出ている。まさに秘湯ブームを実感した。
平日の午前中なので湯船は空いていたが、あいにく大露天風呂は修理中で女湯の露天風呂に混浴で入った。先客は1組のカップルで、東北弁丸出しの彼が「ふうみん」に、何故こんな山奥の温泉に東京からわざわざ来るのか不思議そうに尋ねた。
2000年の11月、家人の「yayo」を伴って出かけた。休日だったせいか駐車場から満員で、思ったとおり大露天風呂は服の脱ぎ場もない「すし詰め」の状態だった。
入浴客の話題はもっぱら、険しい山道とスイッチバックの事で、帰りの運転を心配する声が多かった。
帰路、そのスイッチバックの場所でなれない車が立ち往生し、「ふうみん」は交通整理をした。
それでも、この1年半の間に山道の舗装は進んでいた。その内、あの名物のスイッチバックも道が整備されて無くなってしまうのか、それとも、すでに無くなって仕舞ったのか? |
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