バリ>2、ロビナビーチ



手入れの行き届いた棚田と背景のパトゥカウ山の素晴らしい景色





クタのホテル・イスタナラマをレンタカー、スズキの「KATANA」に乗って出発だ。

まず、最初にガソリンスタンドに向かいガソリンを満タンにして地図を買った。何故かこの時借りたばかりのレンタカーは、ガソリンが満タンではなかった。その上クタ周辺には、ガソリンスタンドの数が少ないので非常に込んでいた。

ガソリンを満タンにして島の中央部へ向かう。前の章に書いたとおり、バリに来て少しうんざりしていたので、なるべくクタから遠く離れた場所に行きたかった。

メングウィのタマンアユン寺院を見学する。350年以上の歴史を持ち、バリで一番美しいといわれるだけあって、独特の屋根とシルエットは見ごたえ十分だ。何か今日はいい日になりそうな予感がする。

道路を北上(北半球では南下)し、ブラタン湖のそばの峠を通り抜けシガラジャに出た。昼食の時間だ。すぐ隣のロビナビーチで海の見えるレストランを探すが、なかなか良さそうな所がない。

海岸線に沿った道路を往復し、「タンジュン・アラム」というレストランに入った。このレストランは、テーブル席から海が広がる絶好のロケーションで料理はビュッフエ方式だった。味はバリの中では高水準だった。

昼食後、同じ道を帰っても面白くないと思い、海岸線に沿って西に向かいスリリットから左折し、田舎道を走りぬけて島を横断する事にした。

地図で見るとかなり細い道だ。少し不安をおぼえたが思い切って行くことにしたが、これが大正解だった。道は日本の田舎道の様だが、車は少なく景色が素晴らしい。

小さな村と深い緑の木々とその背景の山々、手入れの行き届いた棚田と景色を楽しみながら島の南側に走り抜けた。

この後、ホテルまでの途中はトイレ休憩をする場所も無く、その上すごい大雨に合い道路は冠水するし、ワイパーのウインドウオッシヤーは全く出ず四苦八苦しながらやっとホテルに到着した。

ホテルに着いて一休みし、雨が上がったので、切れていたウインドウオッシヤーを補充しようと、ボンネットを開けて、レバーを探すが何処にも無い。そんなバカなと何度も探すが無い。ハッ!と思いグローブボックスの扉の鍵を開けるとそこにレバーがあった。

ウインドウオッシヤーを補充後、一度も雨は降らなかった。
独特の屋根とシルエットのタマンアユン寺院

タマンアユン寺院

手入れの行き届いた美しい棚田

大雨に合い道路は冠水

冠水しているクタの道路