1960 |
ゴダール<勝手にしやがれ>とベルイマン<沈黙>の肉体 |
新藤兼人 |
ヌーヴェルヴァーグに影響された監督批評家たち |
根津じゅん |
自己嫌悪の眼がみたクレマンとフェリーニの差 |
山田宏一 |
灰とダイヤモンドを盗め ワイダとカワレロウイッチ |
曾根義忠 |
1961 |
ふたりの巨匠の強姦場面<若者のすべて><ふたりの女> |
飯島耕一 |
アントニオーニ革命と日本の二つの批評 |
野田真吉 |
1962 |
野いちごの幸福さとウエストサイド物語の嫌悪 |
真鍋理一郎 |
スキャンダラス ヤコペッティとわれら亜流たち |
大和屋竺 |
記憶はさらに遠い 老いたJ・フオードからモンローの死まで |
金井恵美子 |
1963 |
デビット・リーン芸術<アラビアのロレンス>と挑戦者<史上最大の作戦> |
加藤郁乎 |
ボロニーニの成熟とオーソン・ウェルズの恐怖 |
西村潔 |
1964 |
終わりなき世に旅立つふたり ベルイマンとヴァデム |
種村季弘 |
007の制圧とデ・シーカの大いなる笑い |
須川栄三 |
アンチロマン映画と女優<去年マリエンバートで>と<不滅の女> |
清水徹 |
”第八高地突撃隊”と”土曜の夜と日曜の朝” |
斉藤竜鳳 |
1965 |
J・フォードを継ぐ新人現る マクラグレン・ペキンパ・ジュイソン |
深沢哲也 |
1966 |
エンリコの幼児性とルルーシュの嫌らしさ |
白坂依志夫 |
老いてますます? プレミンジャーとヒューストン |
押川義行 |
ブニュエルはどんなショックを与えたか |
佐々木基一 |
1967 |
ハリウッド逃亡者の栄光 ジョセフ・ロージィとジュールス・ダッシン |
石堂淑朗 |
君はゴダール派かアントニオーニ派かレネ派か |
今野勉 |
1968 |
”俺たちに明日はない”と騒乱のアメリカ |
田向正健 |
1969 |
ゴダールとトリュフォーの大喧嘩 五月革命の一成果 |
山田宏一 |
吹きまくったパゾリーニ旋風と作家の転向 |
米川良夫 |