入場券の半券についてひとこと |
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「前売り入場券の半券」のコレクションは、「チラシ」と同じく atg が約半分を占めます。好きな半券は机の前の壁に、セロテープで張ったりしていたので汚れています。今思うととても残念ですが、当時の感覚では消耗品の扱いでした。
この頃の atg のリストを見ると、「市民ケーン」や「戦艦ポチョムキン」や「大地のうた」など、当時の映画史上のベストテンに入る名作が atg
の創立によって上映されました。それまでは興行上の制約で上映されなかったと思われますが、そういう作品をあえて上映した atg の功績は非常に大きなものがあります。
そして、70年安保の中での1000万円予算で製作された日本映画の登場です。今、リストを見ていると時代の変遷を強く感じます。
この頃の「アメリカ」映画はとても好きです。「2001年宇宙の旅」、「時計仕掛けのオレンジ」、「イージー・ライダー」等等。
今のアメリカ映画みたいな子供だましの娯楽映画ではなく、芸術性豊かな大人のエンターティメントの映画が揃っていました。
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