イサーンの大地走行2000キロプラス ひとりごと
24、人生の10枚の写真 2007.01.03
長男が結婚する事になった。その結婚式の披露宴で、生い立ちから現在までを10枚の写真で紹介すると云う。それに使用する10枚の写真の選択とコメントを付ける役が父親の「ふうみん」に回って来た。何故ならば、年末年始で一番暇なのが「ふうみん」だからだ。

おだやかな正月の日なが一日、数十冊のアルバムをめくる羽目に相成った。簡単に10枚と思って居たがこれが中々に難しい。考えてみれば長男の30年に渡る人生の生き様を、たった10枚の写真に凝縮しなくてはならない作業だ。やっと選んだ10枚の写真にExcelでコメントを付ける。そこで又写真をああでも無いこうでも無いと入れ替えたりし、本当に一日仕事になってしまった。

長男の倍の人生を歩んで来て、今年還暦を迎える「ふうみん」に対して、10枚の写真を選べと言われたらどうなるのか?と、ふと思った。そして少し考えてからその作業を止めた。何故かと云うと、まだ人生が終った訳では無いからだ。

今年もまたタイの大地を走ろうと考えている。それも一ヶ月間ぐらいの期間をかけてゆっくりと、ゆったりと走りたいと思う。そこで計画を立て始めた。地図を眺め、線を引き、パソコンで検索し、行きたい場所やホテルをExcelに打ち込んで行く。今まで見たいに「イサーン」や「北タイ」と限定された地方だけでなく、「タイ全土」を対象としているので広範囲で大変な作業量になる。

しかし楽しい作業だ。人生に残された、まだ体力のある間に精一杯生きようと自分自身に言い聞かせながら、

〜我が人生の10枚の写真に入る様な感動の旅を求めて〜




今から、早や15年前の1991年7月。初めてタイのホアヒンに滞在し、タイ病に罹る。
ロイヤルガーデンリゾートにて、家人の「yayo」。




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