イサーンの大地走行2000キロプラス ひとりごと
15、ジャヤヴァルマン7世に会いに行きました 2005.11.01


大アンコールワット展の
入場券







ジャヤヴァルマン7世
10月30日の日曜日。前日から開催された横浜そごう美術館の「大アンコールワット展」に、家人の「yayo」と見に行って来ました。

何といっても一番の目当ては、ブノンペン国立博物館所蔵の「ジャヤヴァルマン7世の頭部像」です。

「ジャヤヴァルマン7世」については、このサイトの「イサーンについて私が知っている二、三の事柄」や「ひとりごと」で何回も取り上げていますが、クメール王朝の絶頂期に君臨し「王の中の王」と言われています。

「ふうみん」はジャヤヴァルマン7世像についてはピマーイ国立博物館の像しか見ておりません。残念な事にピマーイの像は顔が少し破損しています。

「ジャヤヴァルマン7世の頭部像」との出会いは、写真だけでしか見ていず、長年にわたり恋焦がれた人に会う心境でした。会った実物は、期待を裏切らないどころか思っていた以上に素晴らしく、そして美しい像でした。

慈愛に満ちたお顔は、まさに「尊顔を拝す」という表現がぴったりで、「ふうみん」は失礼をも帰りみず、数十センチの距離からジロジロと十分に拝見出来て満足の至りでした。

その他にも約80点の展示品も見応えがあり、ゆっくり時間をかけて見学し、出口ではクメール関連の書籍が多数販売されており2冊ほど購入しました。

見学後、直ぐ近くの横浜港に出てシーバスに乗り、港の風景を楽しみながら山下公園へ。そして中華街にて長男とその彼女、次男と待ち合わせ、聘珍楼にて家族揃って夕食を摂りました。

秋の日の充実した一日でした。


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