行程2日目>宮城の縄文資料館を巡る



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プラザホテル古川、朝の散歩


■6:06

「プラザホテル古川」の近くを散歩する。


■6:07

古川駅前にはビジネスホテルが林立し、東横インはまさに建設中だった。


中新田図書館


■8:57

「中新田図書館」は、新しく立派な建物だ。

この図書館は、全国でも上位の蔵書数を誇り、貴重な資料が数多く揃っている。


「ふうみん」の目的は、「宗左近記念縄文芸術室」の見学だ。


■ 加美町にあった「宗左近記念縄文芸術館」は東日本大震災の影響や建物の老朽化から令和元年に閉館した。

中新田図書館の「縄文芸術室」には、その一部を移して展示している。


■9:10

この縄文芸術室は、詩人の宗左近が集めた約50点ほどの縄文土器・土偶や宗左近の著書を展示している。


■10:11

残念な事に、写真撮影は禁止との事。

係員に理由を尋ねるが、困惑の表情を浮かべ詳しい理由はわからないとの事だった。


コーナーの外から、映した映像。

遮光器土偶や素晴らしい土版があるのに、写真撮影禁止はとても残念だ。


川渡温泉 浴場組合


■9:55

近くの公民館の駐車場に車を停めて「川渡温泉 浴場組合」に入湯。

この温泉の泉質は、含硫黄ナトリウム炭酸水素塩泉。


■9:57

昨日、腰をひねって軽い腰痛になった。

源泉かけ流しの素晴らしいお湯だが、非常に高温で2分位しか入れない。

再度の入湯時は、数十秒で飛び出た。

しかし、薬効あらたかで、腰痛が少し軽くなった様だ。


一迫埋蔵文化財センター 山王ろまん館


■10:43

栗原市にある「一迫埋蔵文化財センター 山王ろまん館」に到着。

ここでは、「山王囲遺跡」をはじめとする遺跡の調査・研究を行っている。

遺跡からの出土品の編布(あんぎん)や籃胎漆器(らんたいしっき)などを展示している。



■10:45 縄文時代晩期の「土偶」。



■10:46 館貝塚出土の「縄文人の人骨」。男性、推定年齢35~40歳。


山王考古館


■10:59

山王ろまん館の周辺は「山王史跡公園」になっており、竪穴式住居が復元されている。

その史跡公園の片隅に「山王考古館」はある。


■11:00

史跡公園はあやめ祭りの開催中なので、山王考古館も開いていた。



■11:08 山王囲遺跡から出土した縄文晩期の「土器」が展示されている。


涌谷町立史料館



■12:47 山王ろまん館からここに来る途中、田舎道で食堂がなく、やっと見つけた寿司屋に入るが量が多く閉口した。そしてしばらく走行し、「涌谷町立史料館」に入館。



■12:50 縄文の遺物などは期待していなかったが、意外と揃っていた。



■12:50 「土偶」。長根貝塚出土。



■12:51 「赤く彩られた土器」。ツナギの沢貝塚出土。縄文時代晩期。


黄金山神社



■13:14 「黄金山神社」は、日本で初めて砂金が発見され、奈良の大仏の鍍金に使われた創建1300年の由緒ある神社。奈良の大仏建立(749年)に、東北で砂金が発見された場所がここだとは全く知らなかった。聖武天皇は、金発見の喜びから元号を天平から天平感宝に改めたという。

日曜日だったので、隣接する「天平ろまん館」は砂金採りの体験の車で駐車場は一杯だった。残念だが、今回の見学はパスした。


宝ヶ峯縄文記念館


■13:32

齋藤氏庭園の中にある「宝ヶ峯縄文記念館」を再訪。

前回、訪問したのは2017年だから、7年ぶりになる。

相変わらず、見学者は「ふうみん」ただ一人で静寂な場所だ。



■13:33 坪井正五郎が命名した「宝ヶ峯遺跡」から発掘された、縄文時代後期遺跡を展示している宝ヶ峯縄文記念館の内部。



■13:34 整然と並べられた「土器」は、いづれも優品だ。


■13:35

「異形土器」

何とも面白い形だ。


■13:37

個性的な顔をした「土偶」に再会。


■13:37

この脱力感溢れた顔の「土偶」には、とても癒されますネ。


■13:37

個性的な髪を結った妊婦の「土偶」。


石巻市博物館


■14:23

家人の「yayo」は、マルホンまきあーとテラス(石巻市複合文化施設)でのオカリナフェステバルに参加中。

その「yayo」を待つ間に、併設されている「石巻市博物館」に入館。



■14:26 川下り響貝塚出土品。 毛利コレクション。


■14:32

毛利コレクション

杉山寿栄男「注口土器集」

沼津貝塚周辺地区出土


これは面白い!

注口部が男性器の形をしており、儀礼に用いられたと考えられる。

それにしても・・・知らなかったな!縄文土器はやはり面白いな!



■14:32 「岩板」と「土偶」。 いづれも沼津貝塚。


■14:32

「土製耳飾」と「石製玦状耳飾」。


南三陸ホテル観洋


■19:00

家人の「yayo」を乗せて、豪雨の中を今晩の宿「南三陸ホテル観洋」に着く。

ここは、我々のお気に入りのホテルだ。


食事は奮発して、「殻付きウニと鮑ふかひれプラン」を選択した。


■19:10

「yayo」に、昨日古川での「ほやの酢の物」が美味しかったというと、私も是非食したいという。

何と、2鉢も頼んでしまった。




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