第22部 南インド、レンタカー旅行
◆行程1日目 バンコク経由バンガロールへ
       成田から、バンコク経由でバンガロールへ   2016/12/6(火) Google map 
ホテルスカイコート成田


■6:48

前日から、「ホテルスカイコート成田」に宿泊した。

このホテルに宿泊した理由は、20日間の駐車料が無料だからだ。

成田空港の他のホテル群より、少し離れた場所にあるが特に問題はない。


■7:01

団塊世代の、私「ふうみん」と家人の「yayo」は、朝食を外の景色を見ながら頂く。


成田国際空港(Narita International Airport)


■9:04

8:50発のホテルの無料シャトルバスに乗り、第一ターミナルに到着。


■9:11

第一ターミナル南の端にあるQLライナーで、携帯wi-fi を受け取る。

携帯wi-fi をWi-Ho(ワイホー)にしたのは、価格と高速の4Gが使えるのが選択理由だ。

インド17日間のプランで9248円。

オプションの盗難補償は、ゴールドカードの海外旅行保険を利用するので付けなかった。


■9:20

タイ航空のチェックインカウンターでの搭乗手続きは、非常にスムーズに終えた。

預けた荷物は、インドのバンガロール国際空港(Kempegowda Intenational Airport)まで直送になる事を確認。

バンコクのスワンナプーム空港で、一度出国し、再入国時の空港税の700バーツについて尋ねると、空港券に含まれているとの事。


■9:28

イミグレに行く前に、ゴールドカードのラウンジ「IASS」で一休み。


■9:32

この成田のラウンジは狭く、居心地が悪い。

昨年利用した羽田のラウンジは広くていいが、アルコールは有料だ。

成田ではアルコールが、一人1缶は無料だから居心地の悪いのは我慢するしかないネ。


■10:21

そろそろ、イミグレに向かおう。


■10:31

イミグレを通り、定番のマッサージ器にかかりリラックス。


タイ航空643便


■11:43

タイ航空TG643便は、成田発11:45、バンコク着17:05となる。


■12:37

まずは、ビアシンを飲む。

この缶のデザインは、大好だ。

旅行気分を満喫させられるネ。


■12:58

機内食も美味しく頂きました。


バンコク国際空港(Suvamabhumi International Airport)


■17:10(以降、タイ時間)

TG643便は、バンコクのスワンナプーム空港に時間通りに到着した。

今回の旅程はスワンナプーム空港でトランジットして、21:35発のTG325便でバンガロール空港へ行く。



2016.11.09 NDTVより
■インドから、驚愕のニュースが飛び込んで来た!

高額紙幣を9日で廃止と突如発表
(NHK 2016年11月9日)

インドのモディ首相は8日夜テレビ演説を行い、現在流通している紙幣のうち最高額の1000ルピー札と2番目に高額の500ルピー札の2種類を、現地時間の9日午前0時で廃止すると発表しました。

出発は1ケ月後のなので、それまでに沈静化すると思っていたが、その考えは甘かった。

色々な情報に接すると、インド社会はまさに大混乱の渦中にあった。


■17:15

今回、スワンナプーム空港でのトランジットが4時間半もあるので、バンコクでのインドルピーの両替を試みる。

インドルピーは原則国外持ち出し禁止だが、シンガポール・香港・バンコクでは両替出来る。

ただし、今回の高額紙幣廃止以降については全く不明である。

まずは、目についた両替所に片っ端から、インドルピーへの両替を訪ねる。

しかし、すべての両替所に断られる。


■17:20

「SCB」とか「Kasikorn」などの銀行系は、最初からダメだと思っていたから、特に悲観はしない。

空港内がダメなら、スワンナプーム空港地下のエアポートリンク乗り場前に両替所がたくさんある。

ここは、民営の両替商が営業しており、レートもいいし通常の状態ならインドルピーが両替出るという。

「ふうみん」は、この非常時でもここなら両替出来るのではないか?と密かに期待をしていた。


タイに入国する


■17:35

タイの入国審査のブースに並ぶと、途中で係員が事前の入出国カードの点検をしていた。

「ふうみん」の書類を見て、トランジットのブースに行けという。

インドルピー両替のため、どうしても入国したいと言うと納得してくれた。

入国審査の女性の係員に同様の説明をしたら、笑ってスタンプを押してくれた。


■17:36

空港の表示に従って、エアポートリンクの乗り場に向かう。


■17:39

エアポートリンク乗り場前には、民営の両替商並んでいる。


■17:42

向かって左側の「KTB」でインドルピーへの両替を断られる。

次に右側にある、一番頼りにしていた「スーパーリッチ」でも断られる。

一瞬、「やはりダメなのか」と嫌な感じが頭を過る。


■17:43

しかし、その隣の「ハッピーリッチ」で両替できた。

思わず、安堵の「ふうみん」。

5万円で、28,000インドルピーと200タイバーツをゲット。

両替方法は、5万円を15,600バーツに両替し、そのうちの15,400バーツを28,000ルピーに両替する。


■17:45

ただし、28,000ルピーは新発行の2,000ルピー札14枚だった。

この2,000ルピー札では、使い勝手が非常に悪い。

日本で言ったら2万円札になる。

細かくしてほしいと頼むが、出来ないと断られる。

まあ、これは、仕方がないネ。


■17:52

「ハッピーリッチ」の両替ボード。

・Buy
10,000円が、3,120バーツ。

・Sell
1バーツが、0.55ルピー。


■18:08

ハッピーリッチでルピー両替時、余った200バーツを持ってフードコートに向かう。

目指すフードコートは、タクシーやバス乗り場がある空港ビルの1階にある。

知る人ぞ知る、空港の職員などが利用する、現地価格の「マジックフードポイント」だ。

先ほどの200バーツに手持ちの100バーツ加え、300バーツ分の食券を買う。


■18:16

その食券で、好み店で食べたい料理をオーダーする。


■18:22

「yayo」も、久しぶりのタイ飯に満足の様子だ。


■18:37

料理3品とビール2缶とミネラル購入。

最後に、ドラゴンフルーツを食べて、丁度300バーツの食券を使い切った。

確かに、ここは安かった。


■18:45

タクシー乗り場に行ってビックリ!

レーンが設けられて、整然と並ぶタクシー車両。

ここは、あのタイなのか!

4年半ぶりになるが、あの無秩序なタイはどこに行っただろう?


■18:53

先日崩御した、プミポン国王の写真が飾られていた。

そういえば、タイ航空の社員は喪章をつけていた。


タイから出国する



■19:35 イミグレに並び、タイから出国した。僅か2時間足らずのタイ入国だったが、収穫は大きい。


■19:56

「Caffe Ritazza Zone」にて休息。



■19:58 ミネラルウォーターとタイガービールを頼む。代金は255バーツ。先ほど両替して、手に入れたインドルピー2,000札14枚を確認して乾杯だ!


タイ航空325便


■20:50

21:35発のTG325便は、C2からの離陸になる。


■22:19

TG325便は、ほぼ満席だった。

4年前のムンバイ行きは、古い機材でモニター等は無かったが今回は違った。

インドの国際的・経済的地位の向上を実感。


バンガロール国際空港(Kempegowda Intenational Airport)


■23:33(以降、インド時間)

バンガロール空港に着陸態勢に入る。


■23:45

TG325便は10分ほど予定より早く、無事に到着した。


■23:45

夜遅いせいもあり、乗客は速足でイミグレに向かう。


■23:56

イミグレを通過し、「ふうみん」は両替所が荷物の受け取り所の横に在るとの情報を得、「yayo」に荷物を頼み、足早に両替所に向かう。

思いのほか空いていて、2番目にルピーに両替できた。

1万円札で5,000ルピーの両替で、レートはとても悪い。

2,000ルピー札が2枚と、100ルピー札が10枚。

2,000ルピー札を細かくしてほしいと頼んだら断られる。


■24:01

「yayo」が到着し、5千円札を出すとさらにレートは悪く、2,400ルピーだという。

ここでも、100ルピー札を4枚と2,000ルピー札が1枚だった。

空港からホテルまでのタクシー代は800ルピーほどだ。

100ルピー札が14枚あれば、大丈夫だろう。

後は、明日に買い物でもして、お釣りで細かいルピー札をゲットすればいい。



■24:04 12月の始めのトランプ新大統領の誕生で円安に振れ、為替上のレートは1円=1.7ルピーぐらいだった。

バンコクでは、1円=1.76ルピー。バンガロールでは、1万円で1円=2.0ルピー。5千円で1円=2.08ルピーと悪かった。この旅では、1円=2ルピーとして計算しよう。


■24:15

空港の外に出ると、迎えの人々がたくさんいた。


■24:18

タクシー乗り場に並ぶ。

ムンバイの空港と違って、怪しげな客引きや運転手はいない。

インドの光景とは思われない。


■24:24

秩序よく、順番にタクシーに乗り込む。


ロイヤルスイーツホテル


■24:27

タクシーに乗り込み、ロイヤルスイーツホテルを告げると、場所が分かるという。

すごく、マイナーなホテルだと思うが?


■バンガロール空港から、ロイヤルスイーツホテルへの道順。

31キロ、47分というが、深夜なので40分位と考える。


■24:36

途中の高速代、120ルピーを支払う。


■24:44

早速、レンタルした携帯wi-fiで、スマホをカーナビとして使用する。

道順、混雑、予定時間が表示され、知らない場所でも安心できる。


■25:02

ロイヤルスイーツホテルに到着したら、深夜なのに、舗装工事をしていた。

タクシー代は、750ルピー。

チップをあげたかったが、こちらも100ルピーが足らない。

運転手は不満そうだったが仕方がない。

ホテルのチェックインに手間取り、何だかやで2時過ぎに就寝。

・・・日本時間では、朝の5時半だ。
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イサーンの大地走行2000キロプラス 南インド、レンタカー旅行。