■ 行程6日目 > インドールへ
…アウランガバードのホテル、…ピタルコラー遺跡、…インドールのホテル 442km  Google map




■6:37

今日は、ピタルコラー石窟寺院群を見学してインドールまでの400キロ以上の移動になる。

その為、朝食は部屋でのバナナ2本で済まし、早朝の出発だ。


■6:58

ホテルを出、何度も走った国道211号線を北上する。

ここを真直ぐ行くと3日前走った州道16号線だ。

「ふうみん」たちは右折して、国道211号線をピタルコラー石窟寺院群に向かう。


■7:04

ダウラターバードの城郭都市は何度見てもすごい。


■7:11

バニアンツリーの大木の下を走る。


■7:16

エローラ遺跡の前を通り過ぎる。


■7:44

男たちが食事をしていた。


■7:57

アウランガバードから、67キロ地点を左折し、ピタルコラー石窟寺院群に向かう。


■8:07

田舎の道を走る。

牛車がサトウキビを運んでいる。


■8:14

国道から10キロほど入ると、ピタルコラー石窟寺院群のゲートが見えた。



「インド建築案内」より
■ピタルコラー石窟寺院群

●概要

・開窟は、BC2~AD1(アジャンタの前期と同じ頃の開窟)

・仏教遺跡

・全部で13の石窟があるが、重要なのは第3窟と第4窟


■8:22

駐車場に車を止めて、急ぎ足で遺跡に向かう「ふうみん」。



■8:24 ピタルコラー石窟寺院群全景。手前から第1窟。岩石の質のせいでファザードは崩壊している。


■8:25

●第2窟

ヴィハーラ窟(僧室)で、寝台や棚が彫りだされている。


■8:26

●第3窟

チャイティア窟(礼拝所)の柱が見える。

内部のストゥーパは失われている。


■8:28

列中と内壁には5世紀の壁画が残っている。

当たり前のことだが、奥に行くほど壁画は鮮やかに残っている。


■8:31

失われたストゥーパの台座。


■8:31

仏像の頭の上の傘蓋が面白い。


■8:31

●第4窟

第4窟のテラスには、頭の崩落した象群が彫られているが、黄色いシートが被せられていた。

見学できず残念だ!


■8:31

第4窟はヴィハーラ窟だ。


■8:32

僧室の入り口の上にはアーチが彫られ、僧室の前の天井には垂木が彫られている。


■8:32

木材を差し込んだ穴。


■8:33

ここにも、寝台や棚が彫りだされている。


■8:34

渓谷の為、音響効果がいいのか「yayo」の吹く、オカリナの音が心地よく響く。


■8:36

第1窟の脇には小さな滝が流れていた。

誰も居ない遺跡を堪能し、階段を登る。


■8:57

牛車に積んだサトウキビを大きなトラックに移し換えていた。



■9:00 人造湖の水面が朝日に輝いていた。


■9:16

国道211号線に戻り、急峻な山道を走る。


■9:20

いやだな~あ!

あすこで、渋滞している。


■9:25

渋滞の原因は、道路の幅が狭く、大型のトラック同士だとすれ違うのがやっとだ。

特にカーブでは曲がれずに、片側通行になり、よけい渋滞する。


■9:50

チャリスガウン(Chalisgaon)のバイパスに入ると料金所があった。

有料代、25ルピー。


■9:51

外国人が珍しいのか、興味深々と見つめられる。


■9:56

目的地のインドールまで339キロの標識。


■9:59

スタンドにより給油。


★給油DATA

給油価格 1.300 (Rs)
給油量 25.3 (L)
軽油1L当り 51.4 (Rs)


■10:04

このスタンドにはトイレがあり、これで「yayo」も安心だ。

しかし、鍵が外からしかかからないとは。

…さす~が、インド!だ。


■10:50

もう直ぐ、ドゥーレ(Dhule)で国道3号線に合流できると思っていたら、目の前に遮断機が下りてきた。

この道は、ご欄のように片道1車線ですぞ!


■10:51

「ふうみん」の右側の対向車線にオートリクシャーが停まる。

乗客の女性がベールの中から興味深々の眼差し。


■10:52

踏み切りの左側の狭いスペースから、オートバイや人が続々と入り込む。

対向からもバイクが来る。



■10:53 「ふうみん」はカメラを片手にレンタカーを降り、対面を見るとこちら側と同じ状況だ。これで、遮断機が上がったらば正面衝突だ!

…何かゾクゾクしてくる。本当に面白い、さすが~インド!だ。と叫びたくなる。


■10:54

面白がって、カメラを構える「ふうみん」。

周りのインド人は、そんな「ふうみん」を眺める。


■10:55

「ふうみん」の後ろの車両列。

トラックはさすがに走行車線だが、車やオートバイは反対車線に割り込む。


■11:00

列車が通過する。

反対車線は3号線からの車が多く、「ふうみん」の走行する車線にたくさんの車がいる。

覚悟を決めて、突っ込もう。

…これはチキンレースだね。


■11:06

クラクションを鳴らしっ放しにして、絶対に負けない強い意志?を持って、無事踏み切りを通過した。

その後の走行車線にいる車を蹴散らし、国道3号線の交差点に到着。

ロータリーから、国道3号線に入る。


■11:09

国道3号線を走る。

インドールまで260キロ地点。


■11:17

道路上の横の白線は、スピードを緩める為の凸凹だ。


■11:25

料金所を通過する。

高速代、50ルピー。


■11:33

満員のミニバン。

タイでいうソンテウだ。


■11:37

これは、反対車線ではない。

片道2車線の反対車線は、右側のトラックの走っている道路だ。

追い越し車線を逆走するオートバイ。


■11:37

続いて、追い越し車線を逆走する乗用車が来た。

「ふうみん」は仕方なく、走行車線を走る。

その内慣れてきて、何とも思わなくなるから、人間の心理は不思議だ。


■12:09

渋滞のトラックの間を縫うように、頻繁に車線変更する。


■12:11

工事中の未開通の道路を、前のオートバーについて走り、渋滞を見事にクリアした。

これで、数10分得をした。


■12:23

楽しそうな子供連れを満載したトラック。

急ブレーキをかけたら、どうなるのだろう?


■12:24.

この積み方は、無いよね。

追い抜く時が怖かった。


■12:25

高速道路の追い越し車線を、逆走するパトカー。

…もう何があっても驚かないゾ。



■12:27 インドールまで174キロ地点。遅いトラックの併走はどうにかしてほしい。


■12:40

道路脇は駐車スペース兼トイレスペースだ。

バナナと日本から持参のスナックで、昼食を摂る。


■12:58

デカン高原の荒野の大地を走る。


■13:02

高速の料金所の係員が興味深そうに眺める。


■13:03

高速代74ルピー。

親切だった係員。



■13:07 何だい、この道は!今まで走っていた片道2車線の高速道路はどうなったのだろう。まるで、パーキングエリアの中に飛び込んだみたいだ。仕方が無い、真ん中のエリアをゆっくりと走り抜ける。


■13:21

高速道路をのんびり走る牛車。


■13:25

乗用車のパンク修理に、何でこんなに大勢の人が群がっているのだろう。


■13:27

100キロで飛ばす車の前を、横断する人たち。


■13:59

この乗り方にはビックリ!

まるで家畜が乗せられているようだ。

…さす~が、インド!だ。


■14:00

インドの道路を走っていて、この大型のトラックが多いのには驚いた。

長さ20メートルぐらいか、追い抜くのにも距離を感じる。


■14:16

坂道の大渋滞。

少しでも早いトラックの後ろについて、ジグザグに追い抜く。

これも、慣れてくると面白い。

このトラックの後ろには、「HORN PLEASE」と書かれている。

インドでは、クラクションを鳴らすのは、相手に対する思いやりだ。



■14:59 インドールの街中に入る。レンタカー旅行の最大の弱点は、街中の何処を走っているか分からない事だ。市販の地図もインドールの市街図は載っていないし、英語の標識もない。



■15:16 見当をつけた道を走り、何度か人に尋ねて、ホテルに向かいインドールの街中を走る。


■14:31

無事に今夜の宿、ホテルアプナパレス(Hotel Apna Palace)に到着。


■15:42

ホテルアプナパレスの室内。

ビジネスホテルというだけあって、机が備え付けられていた。


■16:09

ホテルの周辺を散歩する。

ホテルの前の道路。


■16:12

直ぐ近くの路地。

ビールの飲める店を探すが無い。


■16:15

飾り立てた馬がゆく。


■16:15

路上で、靴を修理していた。


■16:15

豚。

野生の猪から、人間が家畜として豚に改良した事が良く分かる。


■16:19

ホテルの系列店が一番よさそうだったので、ここで一休み。


■16:21

満足な食事を摂っていなかったので、コーラとケーキを摂る。

残念ながら、ビールはなかった

軽食代、100ルピー。


■16:45

レンタカーに乗り、市内を走る。


■16:48

バナナを購入。

代金、30ルピー。


■16:50

花をたくさん売っていた。


■10:56

ホテルの前のスタンドで、今日2度目の給油。


★給油DATA

給油価格 1.050 (Rs)
給油量 20.2 (L)
軽油1L当り 52.0 (Rs)


■19:23

ホテルのレストランで、ターリーの夕食。

このカレーは絶品ながら、何と、ビールは無いとの事。残念だ!

この時間、インド人の夕食時間として早いのか、他に誰もいず。

帰る時になって、お客が次々入ってきた。

夕食代、380ルピー。


■20:09

レストランでビールが飲めなかったので、部屋でテレビを眺めながらヘネシーを飲む。


レンタカーの走行距離
本日の走行距離 442キロ
累計の走行距離 1195キロ



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