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■7:02
ゴールデントライアングルインの庭に咲く花。 |
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■7:11
レセプション横のテーブルで、ちゃちな朝食を摂る。 |
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■8:56
さあ、出発しょう。
メーターは6464キロ。
昨日は6138キロだから、昨日の走行距離は326キロ。
通算の走行距離は1736キロ。 |
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■9:19
1号線を北上する。
メ-チャン(Mae Chan)の交差点を右折してチェンセーンに向かう道は、昨日走ったので直進する。 |
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■9:44
1号線を右折して1290号線に入り、チェンセーンに向かう。 |
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■10:20 チェンセーン(Chiang Saen)。
チェンセーンをゆったりと流れるメコン。対岸はラオスだ。 |
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■10:24
チェンセーンには、ランナー王朝第3代セーンプー王によって建設された遺跡群が広がっている。 |
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■10:30
古代の城壁跡。 |
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■10:43
ゴールディントライアングル(Golden Triangle)。
13年振りの「さっぽろさん」は、あまりの変化に驚く。
当時は、もっと素朴な田舎の村だったからネ。 |
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■10:43
ゴールディントライアングル(金三角)の位置関係を示す、タイ・ミャンマー・ラオスの表示板。 |
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■10:44 「ふうみん」も7年ぶりのゴールディントライアングルだが、対岸のラオスの変貌振りには驚いた。どうも、中国人経営のカジノの建物らしい。 |
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■10:46
タイ側の醜悪な娯楽施設といい、かっての麻薬の怪しげな雰囲気のない観光場所に、また幻滅。
多分、もう来ることは無いだろう。 |
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■10:58
オピュムホール(Haii of Opium)。
オピュムホールは2001年アヘンの怖さを伝えるため、ミュージアムが設立された。
アヘンの栽培過程やアヘン中毒になった人々の写真パネルなどの資料を通して、ゴールデントライアングルの歴史を紹介している。
オピュム博物館とは全くの別施設。 |
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■10:59
オピュムホールは、ゴールデントライアングルから少し外れた場所にあるため入場者は少ない。
入場料は200バーツ。
なお、館内は写真撮影禁止。 |
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■10:44 撮影禁止のため、入場券で雰囲気を伝えよう。
現在、ビルマやラオスのけしの栽培は増えており、東南アジア全体でのけしの栽培面積は昨年に比べて16%も増えているという。
特にミャンマーは前年比37%と大きく増え、けしの生産に携わる人口は25万人にも及ぶ。その中心は少数民族の紛争地で、北東部のシャン州や北部のカチン州だ。 |
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■11:47
オピュムホールの出口には乗用車が待っており、入り口の駐車場まで運んでくれる。 |
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■12:15
第二メーサイ国境橋。
「ふうみん」は2006年に開通した「第二メーサイ国境橋」を是非見てみたかった。
係員は撮影はOKだが、観光客の利用は看板の←印方向にある、従来の「メーサイ国境」に行ってくれという。 |
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■12:16 係員が「危ないよ!」と声を掛ける。「ふうみん」の直ぐ横を猛スピードの車が通り過ぎて行った。たぶん政府関係者なのだろう。
先ほどの「ラオスのカジノ」、この「メーサイ第二国境橋」といい、まさに中国の巨大な経済力の進出をヒシヒシと実感する。 |
■掲示板に「Shinji」さんの投稿より↓ 2006.01.13
今日の地図は、近頃刊行された PN Map Chiang Rai (90B) です。なるほど、第二メーサイ橋が載っています。
この PN MAP シリーズはランドマークが多く、眺めていて楽しい地図なのですが、間違いも多いので鵜呑みにはできません。
それにしても、メーサイのメインロードをあれだけ立派に改装しておきながら第二メーサイ橋を造るというのは、メーサイ・チェントゥン新道路の完成と、将来の中国への連結により増大が予想される貨物トラックをバイパスさせるためでしょうか。
■掲示板に「Shinji」さんの投稿より↓ 2006.01.25
ふうみんさん、第二メーサイ橋が1月22日にオープンしたそうです。写真はバンコクポストからです。
やはり第一メーサイ橋は徒歩の観光客、第二メーサイ橋は貨物トラックなどの車両を主な対象としているそうです。
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■12:22 メーサイ国境。
「さっぽろさん」は、13年前の十数人のミャンマーの浮浪児が観光客を取り囲んでマネーをねだり、怪しげな男が「女いるよ!」、「薬あるよ!」、と声を掛けてくるいった光景から、一変したメーサイにしばしウラシマ状態。 |
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■12:23
バンコクから891キロの巨大なマイルストーン。
メーサイ第一国境橋は、ミャンマーへ入国する車で溢れていた。 |
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■12:36
道路上に車を止めるスペースも無い。
ガソリンスタンドに入り、奥のフードコートで昼食を摂ろう。 |
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■12:37
数軒のお店から、何種類かの料理を買う。
こういう所での昼食もまた楽しい。
代金は165バーツ。 |
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■13:08
昼食を終え、ガソリンスタンドの交差点から1149号線に入る。
この先はミャンマー国境沿いを走る為、紛争等があると走る事は出来ない。 |
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■13:12
検問ゲート。
国境警備隊員はドラーバーの「ふうみん」に何処に行くのか尋ねる。
「ふうみん」は「メーサロン」と答え、パスポートを示す。
「おお、ニッポン!」といい、ゲートを開けてくれる。 |
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■13:29
対向車がいない心細い道を行くと、第2検問ゲートに出会う。
検問ゲートがあるという事は、国境の近くだと自分自身に納得させる。 |
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■13:41
途中で出会った現地人にも道を確かめて進む。
うまい具合に霧が晴れ、ミヤンマーの山々が見れる。
ミャンマーの山々は昨日のラオスと同じく原生林だ。
タイの環境破壊までは、まだ進んでいない。 |
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■13:42
ミャンマー難民のキャンプを発見。
電気は通っているようだ。 |
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■13:45
その先の第3検問ゲート。
初めて対向車に遭遇。
このゲートの直ぐ右手に国境警備隊のキャンプがある。 |
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■13:47
国境警備隊のキャンプの展望台。
国境警備隊のキャンプへの階段を登る。
タイ語の看板なので分からず。 |
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■13:47
塹壕が掘られていた。
土嚢はコールタールで固められ、所々にトーチカがある。
「さっぽろさん」は国境の軍事施設に興味津々。 |
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■13:47
展望台があり、タイ人カップル2組の観光客がいた。
そうか、今日は日曜日だ。 |
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■18:48 展望台からミャンマーの山々を望む。手前の村以外は全て緑に覆われている。 |
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■13:49
タイ側の斜面は綺麗に刈り込まれ、ミャンマーからの侵入者を発見しやすくなっている。 |
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■13:57
1149号線を1号線まで下り、1号線をチェンライ方面に向かう。
メーチャンの手前を右折して、1130号線に入りメーサロンへ向かう。 |
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■15:06
1130号線と1234号線のジャンクションで日本人ライダーと遭遇。
このお二人はチェンライに泊まり、チェンライ周辺を数日間ツーリングしているとの事。
この方たちの様に、積極的に行動する日本人が増えてくるのは大歓迎だ。
挨拶を交わし別れたが、このサイトをもしご覧になっていたら、是非メールをください。 |
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■15:17
メーサロン(Mae Salong)。
メーサロンへ向かう、1234号線のアップダウンは激しい。
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■15:25
メーサロンフラワーヒルリゾート(Maesalong Flower Hill Resort)。
最初にメーサロンに来た時、このリゾートで買ったウーロン茶がとても気にいった。今回のタイ土産も、ここの「ウーロン茶」に決めていた。
ウーロン茶のパッケージには何と
との表示になっている。 |
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■15:27
そう、台湾の高級ウーロン茶はメーサロンで栽培されているのだ。
旧国民党(KMT)が栽培する凍頂烏龍茶は、大陸反攻を断念した台湾政府が国民党軍残党に「手切れ金」、「補償」として譲渡した。
この最高級の凍頂烏龍茶は、台湾の国民党が「中華民族の正当性証明」のために大陸より、運び込んだものの一つだという。
中国本土ではいまだに作れない、秘密の製法があるともいう。台湾の故宮博物館を見学した事のある、我々二人は妙に納得。 |
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■掲示板に「Shinji」さんの投稿より↓ 2006.01.09
北タイを理解するキーワードの一つとして、旧(中国)国民党軍があります。メーサロンは最も有名な例ですが、それ以外にも大小無数の旧国民党村が点在しています。そういう村々を訪れて未だ残存する漢字文化を目撃し、タイの近代史に思いを馳せるのは、私にとって北タイを訪れる楽しみの一つでもあります。
添付の地図は北タイの旧国民党村の分布を示したものです。
漢字表記を解読するのも一興があり、
・金三角 - ゴールデントライアングル
・美賽 - メーサイ
・美斯樂 - メーサロン
といったところでしょうか。
地図のタイトルに「泰北難民村」とありますが、旧国民党軍の存続とタイ定住を賭けた必死なまでの苦悩と苦闘は、まさに難民という表現が当てはまっていたといえます。 |
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■16:03
「泰北義民文史館」。
国民党軍の戦いの歴史、現在のメーサロンの様子などが詳しく展示されている。
1949年、中国の内戦で雲南省一帯に取り残された部隊は国境線を越えてビルマへ逃亡し、ここに拠点を築いて大陸奪還のためのゲリラ戦を続けた。
段希文将軍が率いる国民党部隊は、タイ政府の統治が及ばない山奥のメーサロンを根拠地にした。 |
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■16:08
中央の大きなホールには、軍を率いた将軍や兵たちの位牌がずらりと祀られている。
台湾からの旅行者が多く訪れているとの事。 |
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■17:01
1089号線を走り、メーチャンで1号線に合流。
1号線を右折して、チェンライを目指す。 |
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■17:05
1号線の検問。
北タイの道路では、いろんな場所で検問に会うのでもう慣れっこだ。 |
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■17:06 日曜日の空いている1号線を快適に飛ばす。 |
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■19:22
オールドダッチ(The Old Dutch)。
チェンライのナイトバザールでお土産を買おうと向かうが、その途中で雨に会う。
目の前にある、オールドダッチレストランに入る。 |
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■19:24
チーク材の店内には古い写真や陶磁器で飾られている。
落ち着いたいい感じのレストランだ。
ピザとビールを2本飲む。ピザはあまり美味くなく、値段も高い。
雨が止んだので、早々に店を出る。
代金は350バーツ。 |
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■19:58
チェンマイのナイトバザール。
ナイトバザールに行く。
「ふうみん」はこの可愛い子の店で、山岳民族が刺繍したクッションカバーを購入。 |
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■20:08
ナイトバザールのフードコート。
「つなみ」という日本食の屋台があった。 |
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フードコートは、前日の土曜日に来た時は満員だった。
今日は日曜日だが、先ほどまで雨が降っていたせか空いている。
舞台では下手な音楽を流している。 |
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■20:16
鍋料理(イサーン鍋の様だ)を頼み、他の屋台から買ってきたビールを飲む。
こういう場所では、人間ウオッチングをしているだけでも楽しいネ。
代金は失念。
…安かった事は確かだ |
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■21:12
ホテルに帰り、レセプションの横のテーブルで残ったウイスキーを日本から持参のおつまみで飲む。
今晩が、タイの最後の夜になる。
残ったウイスキー(ジョニ黒は開けた)とおつまみを、レセプションの「おやじ」にあげた。
「ふうみん」が、おつまみを日本製だよ!というと、「おやじ」はタイウイスキーを指差して、これはタイ製だ!といった。 |