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■6:08
昨晩から降り続いた雨は、やっとあがったようだ。
早朝の散歩に出かける。 |
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■6:10
散歩の途中で、あがったと思った雨がまた降って来た。
仕方が無いホテルに戻ろう。
交差点に置いてあるシクロが、雨に濡れて寒々としていた。 |
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■6:32
昨日と同じ窓際に座り、雨に濡れた緑の庭を眺めながら朝食とする。 |
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■6:37
朝食は昨日と同じく、フォーとライスペーパーを主にした。
もちろん、この外にもたくさん食べる。 |
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■8:08
8時にホテルをチェックアウトした。
本日の車も昨日と同じで、ドライバーは顔馴染みになったウオックさん。
今日は2つのチャンパ遺跡(チェンダン、クオンミー)を見学して、270キロ離れたクイニョンに向う。
いやな雨がまだ降っている。早くあがるといいのに…と、「yayo」がつぶやく。 |
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■9:00
チャンパ遺跡 No.7 |
遺跡名 |
チェンダン
(Cheng Dan)
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分 類 |
クアンナム遺跡群
(Quang
Nam) |
年 代 |
11~12世紀 |
入場料 |
10.000ドン |
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ホイアンのホテルを出発してちょうど1時間で、チェンダン (Cheng Dan)遺跡に到着した。
うれしい事に、雨もあがり青空が見えてきた。 |
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■9:01 チェンダンは「栴壇・せんだん」を意味するサンスクリット語で、3基の祠堂が東を向いて建っている。この3基の祠堂は南、中央、北の順に建てられた。 |
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■9:05 この遺跡のユニークな特徴は砂岩の基壇に、戦闘場面や楽器の演奏場面などのレリーフがある。 |
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13:20
こちらは踊り子のレリーフ。
楽しそうな表情をしている。 |
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■9:15
1989年の発掘調査時に見つかった遺物は、南東側にある収蔵庫に保管されていた。
砂岩の装飾材などが展示されている。 |
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■9:18
一対のマカラ(摩竭魚)。
海の怪物マカラの口から人間が吐き出されている。 |
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■9:21
この収蔵庫の横に円形の墓があった。
「ふうみん」は古代のチャム人の墓なのかな?…などと、勝手に想像を膨らました。 |
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■9:45
チャンパ遺跡 No.8 |
遺跡名 |
クオンミー
(Khuong My) |
様 式 |
クアンナム遺跡群 (Quang
Nam) |
年 代 |
10~11世紀 |
入場料 |
50.000ドン
ガイド料含む |
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Tam Ky の街の外れに、クオンミー (Khuong My) の3基の祠堂が東を向いて建っていた。
南の祠堂が一番大きく、3基が同時に造営されたものでない事がわかる。 |
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■9:48
クォンミーはチャンパ建築の傑作といわれている。
チャンパの最盛期に立てられた建築で、レンガの壁には豊富で多様な装飾様式の素晴らしいレリーフが施さている。 |
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■9:48
クオンミー遺跡を見ていると、入口にある管理小屋?から懐中電灯を持った男が出て来た。
祠堂内を暗い懐中電灯で照らす。
その男が北塔の基壇を指差す。そこにあった小さな神像。
帰りに二人分の入場料+ガイド料として50.000ドンを支払うが、20.000ドンでよかったかな?と思った。 |
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■9:58
祠堂の柱形は、3つの装飾パートから構成されている。
両脇は渦巻き唐草、中央は菱形の連続花葉文様のレリーフ。
破風にはすき間なく覆いつくしたレリーフ。
「クオンミー様式」と呼ばれ、ジャワとクメールの影響があるとの事。 |
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■10:49
一路クイニヨン(Quy Nhon)を目指し、国道1号線を走る。
「yayo」が、ベトナムの道路にはゲートや大きな標識が無いので、
いつ街に入ったのか?
いつ街を通り過ぎたのか?
チットも分らないわね。というが、本当に何処の街か分らない。
写真は多分、Quang Ngai の街並み。 |
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■11:16
ベトナムに来て不思議な光景だと思うのが、学校の終了時間の早さだ。
この時間に、もう家に帰るみたいだ。 |
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■11:33
ウオックさんの話では、この辺りの稲作は二毛作だという。
南部のメコンデルタに行くと三毛作になる。 |
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■12:04
サーフィン文明で有名なSa Huynh の街外れで、右後輪がパンクした。
多分、この車はウオックさん自身の車だろう?
多分、中古車を購入して個人営業しているのだろうと思うと、
…何か、かわいそう、というか申し訳ない気がする。 |
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■12:13
パンクした場所はちょうどバス停の前で、バスを待つ人や搭載する荷物が置かれていた。 |
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■12:14
ウオックさんには悪いがこの時間を利用して、近くの商店でミネラルを購入しトイレを拝借する。
パンク時の作業は手馴れたもので、10分ほどでスペアタイヤとの交換が終了した。 |
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■13:12
Phu My の街に入る。 |
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■13:42
Ngo May の街の交差点。
あと、クイニョンまでは1時間足らずだ。 |
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■13:56
金塔 (Thoc Loc)が見えた。
思っていたより大きな祠堂だ。 |
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■14:19
クイニョン(Quy Nhon)の街に入る。
ここでも、バイクの洗礼に遭う。 |
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■14:21
クイニヨンの街中で、サイゴンクイニヨンホテル(Saigon Quynhon Hotel)の場所を聞くために車を止める。
そこにいた子供。 |
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■14:37
サイゴンクイニヨンホテルにチェックイン。部屋の三角の窓からは海とクイニョンの街が望める。
ホイアンからクイニョンまで2ヶ所のチャンパ遺跡を巡り、昼食も摂らず6時間半のドライブだった。
これからウオックさんは6時間もかけてホイアンに戻ると思うと、他人事ではない。
「ふうみん」と「yayo」はそれぞれ10ドルのチップを渡し、安全を祈り握手して別れた。 |
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■14:56
何しろ、先ずは昼食だ。
百メートルほど東にある新しい小さなホテルY Linh Hotel のレストランに入る。
入口には旧正月の垂れ幕が飾られている。 |
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■15:08
フランスパンが旨い。パン好きの「yayo」は、えらく気に入ったようだ。
この他に目玉焼きとフォーと焼きそばをたのむ。みんな旨い。
それに、缶ビール3本とミネラルを飲む。
代金は118.000ドン。
お腹が一杯になり、満足してサイゴンホテルの部屋に戻る。 |
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■15:54
「ふうみん」はこれからが一仕事だ。明日と明後日の車の手配をしにレセプションに向う。
・明日はクイニョン周辺7ヶ所のチャンパ遺跡巡り。
…金塔、Thu Thien、Binh Ram の3ヶ所の遺跡がよく分らないらしい。調べておくということで、
代金は1.300.000ドン。
・明後日はクイニョン→Thap Nhan →Po Nagar →ニャチャン。
代金は1.800.000ドン。
と、無事に契約を終えて代金を支払う。 |
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■17:06
車のチャーターを終え、気持ちも晴れやかにクイニョンの街の散策に向う。
今晩結婚披露宴があり、受付に着飾った女性がいた。
デジカメを向けるとVサイン。
このノリがいいな~あ。 |
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■17:07
サイゴンクイニヨンホテルはまだ建ってから新しい好感の持てるホテルだ。
ホテルの前は通りを挟んで広場がり、両横は公園となっている。
広場には客待ちのタクシーが待機している。 |
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■17:08 海岸に出てみると、広く白い砂浜でビーチサッカーをしていた。大勢の観客が応援している。 |
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■17:10
ちょうどサッカーが終った。
大勢の観客はあっという間に、蜘蛛の子を散らすように居なくなった。 |
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■17:12
海岸にはお椀のような小船が干してあった。
沖にはたくさんの漁船が浮かんでいる。 |
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■17:17
さすがに漁港だ。
獲りたての魚を道端で売っていた。 |
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■17:19
この建物の色使いを見ると、やはりベトナムだな!と感じますね。 |
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■17:20
男たちが輪になって、何かに熱中している。
覗いて見るとトランプ博打に興じていた。…納得、納得。 |
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■17:25
子供たちがかわいいので、デジカメを向けるとポーズをとってくれた。 |
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■17:26
再生した液晶画面を見せると、小さな二人が撮ってくれとねだる。
目元を見ると姉妹のようだ。 |
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■17:33
港町の狭い路地を歩くと、そこには地元の人々の生活の匂いが満ちている。
写真を撮っていると見知らぬ男が、「お前は誰だ!」と「ふうみん」の腕をつかむ。
思わず男の手を振り払って、逃げるようにその場所を去った。 |
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■17:44
サイゴンクイニョンホテルに帰ると、先ほどの結婚披露宴の新郎新婦と両家の両親が正装して、招待客を迎えていた。
ホテルの入口は一つだ。
短パンにTシャツ姿の「ふうみん」は、何か場違いで体裁が悪かった。 |
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■19:13 サイゴンクイニョンホテルのレセプションで車のチャーターをした時、係員の女性はミレイさんといい日本語をかなり話した。ちなみに、「ミレイ」とは美しい涙という意味だそうだ。
彼女に、美味しいシーフードレストランを紹介してほしいと頼んだら、ホテルの系列ですがと断った上で、Tha Nang Hoang Hau というレストランを紹介してくれた。場所はホテルから離れた、クイニョンの海岸南端のクイーンズビーチの岩場の見晴らしの良い場所に在った。ここに行くにはタクシーが必要だ。 |
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■19:27
フカヒレのスープ。 |
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■19:30
シーフードのサラダ。 |
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■19:42
イカの一夜干し。 |
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■20:11
白身魚の香草蒸し。 |
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■20:25
生のライスペーパーに野菜と魚を包みタレをつけて食べる。
きれいな夜景を眺め、波音を聞きながら食べる美味い料理にビ-ルが進む。
シーフードの料理を堪能し、ビールを3本ほど空けた。
代金はチップ込みで
400.000ドン(2.000円)。 |