旅のはじめに

サンボールプレイクックの祠堂(Nー18)



プノンペンを断念しシェムリアップへ


ラオスを11日間ひとり旅した後、タイに在住している友人に会う前にカンボジアに寄ろうと思った。パクセからカンボジアの首都プノンペンに飛んで、東洋のパリと云われる街を歩き、国立博物館でクメール芸術の至宝を見、郊外に在る6世紀扶南の都だったアンコールボレイに行く計画を立てた。

そこで、ラオス航空の時刻表で調べると、困った事にパクセからプノンペンへ行きは週2便(火・金)しかない。予定のパクセ発の水曜では、パクセ滞在を1日縮めるか、2日伸ばす事になる。仕方が無い、毎日便のあるシェムリアップに行く事にした。

シェムリアップ行きが念頭になかったのは、4ヶ月前に行って主な遺跡をほとんど見てしまったからだ。制覇したい6大遺跡の中で、残された「サンボールプレイクック」と「大ブリアカーン」へは、この10月の雨季では行けない筈だ。そうすると後は、あまり知られていないクメール遺跡に行くしかない。

その為には、日本語による意思の疎通が必要条件と考えた。前回のシェムリアップ滞在時、タクシーの運転手と運賃について嫌な思い出があるからだ。そこで、クメール遺跡のブログを持っている日本人オーナーのクロマーヤマトGHを選択した。

「ふうみん」にとって初めてのGHの宿泊になる。またこれもいい経験になるだろうと思った。

そんな経緯もあり、パクセからシェムリアップへと飛んだ。



なお、この旅は、 の続きになります。

また、 と併せてご覧いただくと、

主なアンコール遺跡のほとんどが掲載されています。



2008年1月
「ふうみん」



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