■行程11日目(通算38日目)> パクセからシェムリアップへ
■4:57

朝早く目が覚めた。

荷造りも完了した。

窓の外を見ると雨が強く降っている。

飛行機は大丈夫かな?


■5:42

今日のQV512便は、パクセ発7:45だ。

国際線だから、2時間前にはチェックインを開始するだろう。

ホテルのレセプションに来たら、顔馴染みの係員はカウンターの中で寝ていた。


■5:43

チェックアウトし、昨日予約したトゥクトゥクに確認の電話を掛けてもらう。

ホテルの外に出ると、少し明るくなって来た様だ。


■5:54

トゥクトゥクの荷台に乗り、雨のパクセを後にする。

ビエンチャン、ルアンパバーン、それに日帰り旅行のサワンナケートの都市に比べて「ふうみん」の一番好きな都市はこのパクセだ。

とても、名残惜しい。


■6:02

パクセ空港に着いたが、トゥクトゥクの運転手が正面玄関が開いていないと言う。

Uターンして通用門に行くが、人一人通れる分しか開いていない。

トゥクトゥクの運転手は車を止め、「ふうみん」のスーツケースを肩に担いでターミナルの建物に向う。


■6:03

何と、ターミナルの建物は真っ暗だ。

トゥクトゥクの運転手に、約束の4ドル+チップ1ドルを渡す。

そして、サンキュー!とお礼の言葉をかける。


■6:06 

駐車場の向こうの正面ゲートを見ると、まだ門が閉まっており、2台ほどの車が開くのを待っている。



■6:06 正面ゲートの横を、ビエンチャンからのVIPバスが飛ばして行く。


■6:18

ターミナルの建物にやっと電気が燈り、食堂に行くとまだ閉まっている。

国際線だから、2時間前にはチェックインを開始するだろうと思って来たのに!


■6:22

係員がスケジュールのボードに、時間を貼っている。

このQV512便の1便だけが今日のフライトで、これが週3便。

その他はルアンパバーンからのQV513便が週2便、合計週5便。

逆方向の週5便を入れて、週10便しかないなんともしょぼいパクセの国際空港なのだ。


■6:23

スケジュールのボードを見ると、チェックインは6:00になっているが始まる気配は無い。


■7:20

1時間前になってチェックインが始まった。

パクセから乗る乗客は、老夫婦と若夫婦が各1組と若い男性が一人。

そして「ふうみん」の計6名だ。

「ふうみん」以外は全て白人だ。

食堂でコーヒーとミネラルとケーキで軽い朝食を摂る。


■7:45

食堂から帰って来ると、ビエンチャンから来る飛行機が1:30遅れと言う。

ヤレヤレ!台風のせいでは仕方が無い。


■7:49

また、食堂に行きビアラオを飲む。

空港で長時間待つ。

これも、「旅のうちだ!」と思うと、何か「旅の真髄を悟った」ような思いがした。


■8:39

ビエンチャンから来る飛行機の乗客用に用意された傘。


■8:40

飛行機を待つ空港の職員。


■8:48

飛行機のプロペラ音がし、空を見上げる空港の職員。



■8:49 やっと、飛行機が飛んで来た。しかし、悪天候の為か着陸出来なかった。



■8:51 再び来る、飛行機を待つ空港の職員。


■8:54

今度は見事に着陸した。

思わず拍手。

良かった、これで搭乗出来る。



■8:59 くたぶれて、そしてほっとして、降りてくる乗客たち。飛行機の機種はAT7だ。


■9:10

降りて来た乗客の大部分は、トイレに入る。

再び待つ間も、乗客はお疲れ気味だ。


■:26

ラオス航空のQV105便に乗り込む。

QV105便は、通常の2時間近い遅れで離陸した。

QV105便の正常フライトスケジュール

パクセ発(7:45)
   ↓
シェムリアップ着(8:35)


■9:31

前の方にはビエンチャンからの乗客。

後はパクセからの乗客。

皆、疲れたのか静かだ。


■9:35

ラオス航空の朝食。

うれしい事に、国際線なのでビアラオが出る。


■9:44

ビアラオをお替りして飲む。

もう直ぐカンボジアだ!そうすると、ビアラオともお別れだ。

と云うことは…ラオスにもお別れだ。


旅の終りは旅の始まり。

また、新しいカンボジアの旅が始まる。
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