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ラノーンの北30キロ地点にあるファチの丘から眺めた景色。
クラブリ川(右)とラーウン川(左)の合流地点が一望できる。
向って右側の対岸がビルマになる。残念ながら、靄っている。 |
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「タイ大周遊」について
■はじめに
2003年11月、タイの東北部(イサーン)から始まったレンタカーによる旅はタイ北部へと広がり、走行距離は1万7千キロに及んだ。走行距離が伸びるに従って、走る場所もマイナーになり色々な情報が欲しくなった。当然の如くガイドブックに載っていない場所も多く、ネットサーフィンや掲示板で情報の収集にあたった。
タイについてのサイトは非常に多く参考になる情報は多かったが、一つ気がついた事があった。それは、得られる情報の多くは点の情報だった。ツアーで行かれた方の情報はまさにその場所の点の情報で、どういう交通手段で、何処の道をどうやって通り、道路の状態はどのようで、途中の何処で食事をし、幾らで、等々の線の情報が無い。
反面、バックパッカーの方の情報も多いようでも、例えばバスに乗れば得られる情報は車内の情景だけになり、やはり線の部分の情報は希薄だ。自らの交通手段を持たないため、時間と自由があるような旅をしているかに見えるが、意外と「不自由な旅」をしているな~あ!と云うのが偽らざる感想だ。
そう考えると、どうしても線の部分がレンタカーによる「自由な旅」のまさに「醍醐味」であると云える。その線の部分を追及していくと、普通の旅人が行けない僻地や辺境や国境沿いの道になってしまうのは避けられない傾向だし、危険度も増す。その辺の落とし所が、レンタカーによる旅の走行計画を立てる上での難しいところだ。しかし、それがまた反面、面白いところとも云える。
■「タイ大周遊」の実行計画
「ふうみん」は2007年8月に定年退職を迎えた。その後、再雇用制度で引き続き勤務することとなったが、3か月間のリフレッシュ休暇が取れるという。そこでこの休暇取得して、タイ一周レンタカー旅行を思いついた。
タイ一周をレンタカーで巡る期間は1ヶ月とした。1ヶ月間としたのはビザ無しの滞在期間が30日以内と、ネット予約でのレンタカーの期間が30日以内だからだ。そして、旅のタイトルは「タイ大周遊」と名づけた。
そして、タイで行きたい所を箇条書きにして、行きたい場所をコピーした地図の上にマーカーで線を何枚も引いて行った。
・最初の訪タイの地、ホアヒンに行く
・西部と南部で未見のクメール遺跡の訪問
・ラノーンで国境を渡り、ミャンマーに行く
・プーケットに行く…家人「yayo」の希望
・ソンクラーからスラタニまでのタイ湾沿いを走る
・カンチャナブリでミャンマー国境へ行く
・チェンマイでフルーツサラダを食べる…家人「yayo」の希望
・ナーン、プレーに行く…もう一度行きたかった
・ダーンサイに行く…ピーターコーン祭りの仮面が見たい
・チェンカーンからノンカイのメコン沿いを走る…とても好きな道だ
・ムクダハーンでメコン友好橋を渡り、ラオスに行く
・イサーンでは、カオプラヴィハーンやクメール遺跡の再訪問
・東海岸を走り、カンボジア国境沿ハートレイクへ行く
・タイ在住の友人「よこはま」さんに会う
・等々
■「タイ大周遊」の旅行記について
約1ヶ月に渡る旅なので、旅行記は
の三部構成にした。
「タイ大周遊」の旅の後、家人の「yayo」は日本に帰国し、「ふうみん」はラオス、カンボジア、タイへと一人旅に出た。それらについては、また別の旅行記で。 |
2007年11月 「ふうみん」 |
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写真の幅を500ピクセルに拡大し、新たな画像を加えてリニューアルしました。 |
2014年9月 「ふうみん」 |
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