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■6:51 リバーハウスリゾートの客室から眺めた朝の光景。茶色のユアム川と緑の芝生、そしてピンクの建物となかなか素敵だ。
二階のレストランを見ると、オープンテラスの特等席は総て埋まっている。さあ、またあのチャチな朝食を食べに行こう。 |
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■7:14
のんびりと朝食を摂る。 |
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■8:03
朝食さえ良かったら、ここは推選のホテルだろう。
朝8時を切っ掛けにチェックアウトする客が多い。
我々もその仲間だ。 |
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■8:09
メーサリアンの町を出て108号線を走る。
今日の目的地メーホーソンまで、162キロで道も平坦だと言う。
それにしても、このメーサリアンの町でローイクラトンにも偶然遭遇し、憧れのサルウィン河にも行けた。
小じんまりとまとまった歩いて回れる良い町だ。
あまり観光化されずにいてほしいと思うが、それは旅行者のエゴで勝手な言い分だ。 |
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■8:12
ソンテウに鈴なりの通勤・通学の人々。
あ~あ!これがタイなんだ。
この光景が好きなんだ。と思わずつぶやく。 |
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■8:19 チークの森を切り開いた道を走る。このチークは、1989年に伐採禁止になっている。
チークはオイルを豊富に含むので防腐効果が高く、また耐水性に富んでおり木目もきれいだ。そのために乱伐された。そして、生育が遅いと言う。 |
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■8:50
メーラーノイ(Mae La Noi)の美しい農村風景が見えたので、村に通じる横道を入って行った。 |
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■8:52 そうしたら、ちょうど稲刈りの真っ最中だった。もう日本では見られない人手による稲刈り風景だ。
何かとても懐かしい。「ふうみん」は東京の生まれ育ちだから、子供の頃こんな風景を実際に見た記憶は無いと思う。しかし、心象風景として強く残っているのは何故なんだろう?日本人としてのDNAが覚えている、遥か昔の記憶なのだろうか? |
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■9:33 メーラーノイからクンユアムへは山道となる。話によると、このあたりからの道が「白骨街道」らしい。
1944年(昭和19年)7月。インパール作戦の失敗で、退却路に沿って延々と蛆の湧いた餓死者の白骨死体が横たわるむごたらしい光景を、日本兵は「白骨街道」と呼んだと言う。
何も知らなかった「yayo」は、この美しい道が「白骨街道」とは、とても信じられないようだ。 |
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■9:40
そんな感慨をもって走っていると、橋の工事現場に出くわした。
流された川に、新しい橋を架けている。
我々は仮橋を渡る。 |
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■10:06
クンユアムまで3キロ。
メーホーソンまで68キロ。
地点の標識。 |
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■10:09
ガソリンスタンドに入る。
タイでは珍しくフロントガラスを拭いてくれる。
このサービスはうれしい。
★給油DATA
945バーツ、
37.0L、1L/25.5バーツ。 |
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■10:18
スタンドの横にOTOP(一村一品)の売店があり、「ふうみん」は香港人に間違われる。
昔からタイのホテルで「ニイハオ!」と挨拶される事が度々あり、
「yayo」はそれを聞く度に面白がっている。 |
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■10:10
ガソリンスタンドの前の道脇に、メーウコー山(Doi Mae Uko)のドークブアトーン(Tung Bua Tung)祭りの看板が出ていた。
まずは、ドークブアトーン(メキシコひまわり)の大群生を見に行こう! |
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■10:27
クンユアム(Khun Yuam)の街外れを右折する。 |
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■10:41
ドークブアトーン祭のピンクの旗だらけの1263号線を、10数キロ走るとポリスの検問所がある。
一見立派な門構えだが、良く見るとブリキの安物だ。
この門をくぐった直ぐ先を左折する。 |
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■10:48
かなりの山道を走り、小さな村を抜けて行く。
あの山の向こうなのかな?
何だ、雨が降ってきた。
山の天気は、本当に変わりやすいな。 |
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■10:57 峠を越えると、遥か彼方の山一面が黄金色に輝いている。あすこがそうだ!と、アクセルを踏む足にも力が入る。 |
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■11:05
メーウコー山の駐車場に車を停める。 |
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■11:06
見事な山の斜面、一面のメキシコひまわりの大群生だ。
見る者を圧倒する迫力だ。
展望台に昇ると寒い!「ふうみん」は半そでのポロシャツ一枚だ。
周りを見渡すとタイ人の観光客はヤッケやフリースの完全防備だ。
だあ~って、ここはタイなんだろう?「yayo」は寒がってなかなか展望台に上がらない。
本当に寒い、風邪を引きそうだ。 |
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■11:06
ドークブアトーン(メキシコひまわり)は、日本のひまわりに比べ花は小さい。 |
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■11:07
お花畑の中を遊歩道が頂上まで通っている。
歩こうにも、この寒さではとても歩けない。 |
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■11:15 花好きの「yayo」は寒い寒いと言いながら、デジカメを持ってうれしそうに写真を撮りまくっている。「ふうみん」はクシャミを何回かした。花粉症かな?それとも風邪かな? |
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■11:26 この、ドークブアトーン(メキシコひまわり)は昔からこの地方に生育しているのではなく、外来種としてイギリス経由で伝わったものらしい。
「ふうみん」は、このお花畑を見ながら思った。イギリス経由と言うのはインパール作戦の日本軍敗走兵がイギリスの植民地のビルマを通過する時に、ドークブアトーンの種が衣服に付着し、白骨街道で倒れ命は失ったが変わりにドークブアトーンとして生を受けて蘇った。…などと考えると、この黄色い花が敗走兵の流した血の涙に思えてくる。 |
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■12:09
ドークブアトーンのお花見を終えて、クンユアムの街中にある旧日本軍博物館に行く。 |
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■12:10
とても残念だ、工事中で休館だった。
この旧日本軍博物館は、1995年クンユアム警察署の署長チャートチャイ氏による発起で建設された。 |
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■12:13
”戦友よ安らかに眠れ”と彫られた碑が置かれていた。
その前で「合掌」する。 |
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■12:15 庭の隅には、旧日本軍の車両の一部が錆び、朽ちて置かれていた。 |
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■12:15
その、隣に咲くゴールデンシャワーとの対比が、なんとも侘しく寂しい光景だ。 |
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■12:41
昼食を摂ろうと、クンユアムの街のメーン通りを往復する。
食堂は数軒あるが、その前の国道はタイには珍しく駐車禁止だ。
仕方なくUターンして戻ってくると、旧日本軍博物館の数軒先に駐車スペースのある食堂があった。
ここにしょう。
ビールにコーラ、それに目玉焼き付きのカオパッドで、代金は117バーツ。 |
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■13:55
バーボン温泉(Pha Bong Hot Spring)の標識が出ている。
タイの温泉もいいだろう。寄って見よう。 |
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■14:05
バーボン温泉は、かすかな硫黄臭がする。
一ッ風呂浴びるかと、水着とタオルを用意して、温泉に向うが係員らしい人影はない。
写真のプールも温泉だ。 |
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■14:07
大浴場を覗くと、温泉は全く張られて無い。
個別の浴槽を見ても同じだ。
「地球の歩き方」には、セルフサービスの24時間温泉と紹介されているが、お湯が入っていないのでは入浴できない。
残念だが、入浴をあきらめる。 |
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■14:24 メーホーソン(Mae Hong Son)のゲートをくぐる。メーホーソンは人口7400人と県都としては小さい |
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■14:34
TATに寄り、首長族の村への道を訪ねる。
ここでは、地図を出して、3ヶ所ある首長族の村の中で一番近い首長族の村 Ban Huai Seau Tao への道を丁寧に教えてくれた。
道が非常に悪いとの情報だったので、車で大丈夫か?と聞いたら、大丈夫だとの返事。 |
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■14:34
首長族(パドゥンカレン族)の村 Ban Huai Seau Tao まで、後7キロの標識。 |
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■14:58 村に近づくに連れて川を横断する。最初の川の横断時には、ドライバーの「yayo」は一瞬躊躇する。
しかし、1回無事に通過出来れば怖くない。その後、何度も川を横断する。数えて見たら10ヶ所もあった。 |
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■15:04
やっと村のゲートをくぐる。もう少しだ。
首長族と知られるバドゥン族は、言語的な特徴からカレン族の一派と見なされている。
今やメーホーソンの観光の目玉となっている。 |
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■15:06
Ban Huai Seau Tao の入り口に車を停める。
そして、入場料の250バーツを支払い村の中に入る。
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■15:11 首長族の村の中に入ると、思ったよりきれいな村だ。何か、映画のセットのような感じだ。 |
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■15:12
お馴染の機織をする首長族の少女。
このポーズの写真は、何度見たか知れない。 |
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■15:13
髪を下ろした彼女は、不気味な雰囲気だ。 |
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■15:13
このおばあさんは、写真で何度も見た顔だ。 |
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■15:21
日本語の上手な彼女から、「yayo」は指輪を「ふうみん」は鍵掛けを買った。
人間動物園との悪口もあり、また入場料の大部分はカレン国民進歩党(KNPP)の活動資金に流れるともいう、複雑な事情があるようだ。
ただ言える事は、彼女たちが明るかった事は事実だ。 |
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■15:21
記念写真を撮る「ふうみん」。 |
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■15:50 メーホーソンの街を一望出来るという、標高424メートルのワットプラタートドイコーンムー(Wat Phra That Doi Kong
Mu)に来た。その、駐車場から眺めた風景。 |
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■15:53
駐車場から歩いて行くと、1860年に建立されたシャン様式の仏塔が現れる。 |
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■15:55 メーホーソンの街を一望する。左上が飛行場。右下がチョーンカム湖だ。 |
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■15:59 向い獅子の間から眺めた風景。ここが、山に囲まれた盆地である事が良く分かる |
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■16:20
メーホーソンの街中の交差点の赤信号で停車する。小さな街だ。
今日の宿、ゴールデンパイ&スートリゾート(Golden Pai & Suite Resort)に向う。 |
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■16:56 ゴールデンパイ&スィートリゾートは、街中にあるとばかり思って捜すが全く無い。無いはずだ、街中から5キロも離れた分りづらいバーンムー村の中にあった。ここは、プールを中心にコテージが囲んでいる。 |
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レストランの横をパイ川が流れている。
素晴しいロケーションだ。 |
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■17:04
「yayo」は、市街から遠く離れ静かなこのコテージが気に入ったようだ。
客はファランが4、5組のようだ。
「ふうみん」は、先程のメーウコー山の寒さで風邪気味なので、カゼ薬を飲んで一眠りする。 |
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■19:21
昨日は夕食を失敗したので、今日は「歩き方」と「ロンプラ」の両方のガイドブックに、人気のレストランと載っているカイムーク(Kai Mook…宝珠飯店)で食べよう。 |
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■19:23
カイムークの店内は落着いた雰囲気だ。 |
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■19:25
メニューのセット1を注文する。
それと、定番のビールとコーラ。 |
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■19:37
メニューの上から4番目のスープ、「パイ川の魚のトムヤム」がとても美味しく満足した。
料金は520バーツ。
そして、よくサービスしてくれた給仕のおじさんにチップ40バーツ。
今夜は風邪気味なので、ホテルに帰って温かくして早く寝よう! |