旅のはじめに



イサーンの19県と県都
 1、ルーイ
 2、ノンカーイ
 3、ノーンブアランプー
 4、ウドンターニー
 5、サコンナコン
 6、ナコンパノム
 7、チャイヤプーム
 8、コンケーン
 9、カラシン
10、ムクダハーン
11、マハサラカーム
12、ロイエット
13、ヤソートン
14、アムナートチャルン
15、ナコンラチャシーマー
16、ブリーラム
17、スリン
18、シーサケット
19、ウボンラチャターニ




今回の旅「知られざるイサーンをゆく」にあたって


今までの旅、第二部の「メコン街道をゆく」から、第四部の「ナーン 辺境を走る」までの走行計画を立てる前には、まず先にテーマを決めてから内容に合ったタイトルを決めた。

計画中の旅にタイトルを付ける事により、これから行く旅のイメージが具体的により鮮明に頭の中に形成される。それから、旅の計画を練る。これが、「ふうみん」流の旅の方法論だ。

そして、元映画青年の「ふうみん」にとって、昔懐かしい映画のタイトルなどを思い出しながら、一連の思索をめぐらす時が、またとても楽しい時間だ。

今回の旅のテーマは直ぐに決まったが、タイトルがなかなか決まらなかった。テーマは、イサーンのまだ足を踏み入れていない5県(タイは県名と県都とが同一名なので県都を対象とする)と素通りした2県の計7県を巡り、イサーンの全19県を制覇する事だ。

対象の7県を情報収集のためネットサーフィンしていると、「ニューロード」のサイトに「タイの県名認知度アンケート」が載っていた。そこで、今回の旅の対象7県を調べたら

タイの県名認知度アンケート  (出典)ニューロード
順位(76県) 県名(イサーン) 認知度
33位 サコンナコン 55.2%
46位 ブリーラム 43.8%
63位 カラシン 28.6%
67位 マハサラカーム 26.7%
68位 ヤソトーン 25.7%
74位 アムナートチャルン 17.1%
76位 ノンブアランプー 16.2%

と、タイの全76県の認知度の下位10位に4県が該当し、その他の県も低い。

そこで、知名度の低い県を対象に巡るので、「知られざるイサーンをゆく」と少し通俗的なタイトルを付けた。

タイトルが決まると計画が立てやすい。まず、対象の県に未訪問の「クメール遺跡」を加え、イサーンの旅の原点であるコンチアムの「トーセンリゾート」の宿泊を加えた。そして、タイの地図上に何回もルートを引き直して出来上がったのが、今回の旅になった。

観光立国タイの中でも、認知度の少ない「知られざるイサーン」の旅をWEB上でご一緒に…


2006年6月吉日 「ふうみん」敬白




■写真のサイズを幅500ピクセルとし、サイトをリニューアルしました。
2014年2月 「ふうみん」




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