20 家人と友人たちで南東北を巡る 2017.04
家人の「yayo」が前日から新幹線で石巻に行き、ボランティア活動をしている。

活動が終わったら、車で来てもらい南東北を巡ろう、という話になった。


「ふうみん」は自宅を早朝に出発し、三陸自動車道の「春日PA」に寄った。

「文化財展示室」があったので、早速見学した。



縄文土器が展示されていた。この展示室には、硯沢窯跡から出土した須恵器や多賀城跡から出土した瓦など、周辺地域の歴史を紹介する資料が展示されている。


ボランティアの会場「石ノ森萬画館」に到着。


「yayo」とボランティア活動のスタッフに挨拶。



ボランティア活動に興味のない「ふうみん」は別行動だ。この「齋藤氏庭園」は、大地主だった齋藤家九代当主、善右衛門が明治後期に造成した庭園で国の名勝にも指定されており、近代庭園として学術上も高く評価されている。

その庭園内に、宝ヶ峯遺跡から発掘された縄文時代後期遺跡を展示した「宝ヶ峯縄文記念館」がある。


個性的な顔をした土偶。


この、トルソーの土偶のフォルムは、とても近代的だ。


この旅行には、友人を二人誘った。

その、「さっぽろさん」と「秋ちゃん」を石巻駅に出迎える。


「ふうみん」を含め男3人で、近くの「竹乃浦」で昼食を摂る。



昼食後、宮城県慶長使節船ミュージアム(サン・ファン館)を見学。


ボランティアを終了した「yayo」を乗せて、南三陸町の「南三陸ホテル観洋」に投宿。



このホテルは、志津川湾を一望できる素晴らしい景観のホテル。「さっぽろさん」と「秋ちゃん」も満足の様子。


夕食をいただく。






志津川湾から、昇る朝日。


朝食はバイキングで。


部屋の手すりに泊まる海猫。



南三陸町の「南三陸旧防災対策庁舎」は、周辺がかさ上げされて震災当時の面影はなかった。



明治に建設された「登米高等尋常小学校」。国指定の重要文化財に指定されている。現在は「教育資料館」として、当時の再現教室や戦前の学校教育の資料を展示してある。


その、校庭で記念撮影。

右から「さっぽろさん」と「ふうみん」と「秋ちゃん」。



「封人の家」の近くにある分水嶺。ここを分岐点に、日本海側と太平洋側に水が分かれて流れていく。壮大な規模のロマンを感じますね。


昼食に以前から行きたかった「次年子そば」を食べに行く。

「次年子」とは、この地区の降雪量が非常に多いため、冬に出生した子供は役場に出生届を出せず、翌春になる事から、次年子という名称になった。

「手打ち次年子そば」店に入る。



この豊富な山菜に驚く。すべてがサービスと言うからうれしいね。



太打ちの田舎そばをいただく。ビールがもう無いというので、冷酒を追加する。・・・皆満足の昼食だった。



運転を「yayo」に交代し、287号線を走っていると桜の看板があった。寄り道をして「伊佐沢の久保ザクラ」を鑑賞する。かなりの老木だ。


今晩の宿は、お気に入りの「飯豊梅花皮荘」だ。

まずは温泉で疲れを癒す。


温泉の後のビールは旨い。


特別料理の山菜盛り合わせ。

これに、イワナの骨酒を二合づついただく。

まさに極楽だ。






「飯豊梅花皮荘」と飯豊山。



玉川越しに飯豊山を望む。


「飯豊梅花皮荘」の朝食。



道の駅「喜多の郷」の桜。



会津若松の桜並木の街道を通り、正面の「鶴ヶ城」へ行く。



「鶴ヶ城天守閣」と桜。とても絵になりますね。



こちらは、三春の「滝桜」。



「三春滝桜」は樹齢推定千年超で、日本三大桜に数えられ天然記念物に指定されたまさに名木だ。


「三春の里」で昼食を摂る。

今日は、まさに桜三昧だった。

満足して帰路に就く。
イサーンの大地走行2000キロプラス 小さな旅のアルバム
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