富士宮市埋蔵文化財センター
(22-02)


「富士宮市埋蔵文化財センター」は、埋蔵文化財の調査・整理・保管・公開を目的として、平成26年に開館した。

当センターでは、発掘調査の実施運営、出土遺物の整理・保管作業や展示・公開、埋蔵文化財に関する問い合わせの対応を行っている。

埋蔵文化財センターの展示室では、富士宮市内の遺跡・史跡を紹介しており、縄文時代から近世までの土器の変化がわかるように、古い土器から新しい土器を順番に並べて展示をしている。



・見学日 2022年12月1日


富士宮市埋蔵文化財センターは、富士川沿いの辺鄙な場所にある。

芝川町と合併したからなのかな?


展示室は「出土した土器・石器の展示」と「市内の主な遺跡の紹介」の二つで構成。
縄文時代~近世まで新旧の土器を順番に並べている。こちらは縄文土器。


正面辺りは弥生土器となる。


勝坂式土器。

箕輪A遺跡

縄文時代中期



相模原在住の「ふうみん」には、地元の勝坂式土器があるのは、親近感を覚える。


左、無文土器。
右、隆線文土器。

大鹿窪遺跡

縄文時代草創期期



「大鹿窪遺跡」は、縄文時代草創期期の遺跡で、10軒以上の竪穴式住居跡と多数の土器・石器が出土した日本最古級の集落跡。

・・・大変貴重な土器だ。


左、爪形文土器。
右、押圧縄文土器。

大鹿窪遺跡

縄文時代草創期


装飾把手。

滝戸遺跡

縄文時代中期



深鉢形土器に付けられた大型の豪華絢爛の把手。


土偶は5点ほど展示されていた。

滝戸遺跡、上石敷遺跡

縄文時代中期


右上の図は下記の安養寺土偶だ。


安養寺土偶。

縄文時代後期



この土偶は、現在どこに保管してあるか尋ねたが、多分、安養寺に有るとの事だった。

富士山かぐや姫ミュージアムに、複製が展示されている。



イサーンの大地走行2000キロプラス 縄文への招待 INDEX
イサーンの大地走行2000キロプラス 縄文博物館 INDEX