朝日村歴史民俗資料館
(20-11)


「朝日村歴史民俗資料館」の外観は、熊久保遺跡(縄文時代)の竪穴式住居をイメージしたもので、1992年に開館した。

第一展示室には、古くから村民の生活と経済を支えてきた養蚕業、林業、農業に使用された道具や什器・衣類などが展示されている。

第二展示室には、山鳥場遺跡と熊久保遺跡の二つの遺跡から出土した土器や石器が展示されている。また、朝日村旧図書館所蔵の貴重な古書などが収蔵展示されている。

隣接して、朝日美術館が2002年に開館した。



・見学日 2023年5月23日


朝日村歴史民俗資料館は、朝日村中央公民館の前の道の突き当りにある。

わかりづらい場所だ。


資料館に入ると、土器類がオープン展示されているので見学しやすい。


「縄文カード」にも記載されている目玉の土器。

胴が丸く、首に4つの把手が付いた珍しい形の土器で、胴には大きな渦と剣の様な文様がある。


鉢形土器(唐草文系土器)

山鳥場遺跡

縄文時代中期


「とりばっち」と「くるっち」と名付けられた土偶。


土偶

山鳥場遺跡

縄文時代中期


土偶

熊久保遺跡

縄文時代中期


埋甕(唐草文用土器)

熊久保遺跡

縄文時代中期


顔面装飾付深鉢形土器

熊久保遺跡

縄文時代中期


口縁部2ヶ所に顔面装飾を施した優品で、平成30年に県宝に指定された。


焼町式土器

熊久保遺跡

縄文時代中期


釣手土器 熊久保遺跡 縄文時代中期



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