箕輪町郷土博物館
(20-09)


「箕輪町郷土博物館」は、郷土の博物館という特色を活かし、箕輪地域の歴史や文化を伝える資料を収集・保存・活用することを目的として運営されている。

展示室は郷土の民俗、自然、考古・歴史、美術の4部門により構成されており、それぞれの展示を通じて、郷土“箕輪町”を考える場所となることを目指している。

箕輪町には、歴史のある社寺、古墳や城跡などの史跡、遺跡から出土した貴重な考古資料など、地域の歴史を今に伝える資料や文化財が数多くある。

この展示室では、町の指定文化財を含む考古・歴史資料を展示し、箕輪町のこれまでの歩みについて考えてみる。



・見学日 2022年11月30日


箕輪町郷土博物館の駐車場は5台分しかなく、中学校のグランド側からしか入れないので注意が必要だ。


箕輪町郷土博物館の正面には、飯田線の辰野~飯田間を走ったED19型電気機関車が静態保存されている。


顔面把手付土器

丸山遺跡出土

縄文時代中期



顔面は内側を向いており、胴部にヘビを思わせる曲線の文様が付いている。


双口土器

荒城遺跡出土

縄文時代前期



一つの土器に、二つの口が付いているU字形の土器。

こんな形の土器は初めて見た。何に使用したのだろうか?不思議な土器だ。


有孔鍔付土器

上の林遺跡出土

縄文時代中期



両手両足を広げたような抽象文が、相対する位置に描かれている。


土偶

八乙女・五輪遺跡


左、土偶。 長田遺跡 縄文時代後期 右、土偶。 御射山遺跡


左、土偶。 福与・矢田尻遺跡   中・右、土偶。 松島・中山遺跡


有孔鍔付土器

御射山遺跡



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