新潟県立歴史博物館
(15-06)


「新潟県立歴史博物館」は、新潟県の歴史・民俗を総合的に紹介する歴史民俗博物館としての性格と、全国的・世界的視点から縄文文化を広く研究・紹介する 縄文への招待としての性格をあわせ持った博物館。


この博物館はレプリカが非常に多い、その表示は初めての見学者にはわからない。国立歴史民俗博物館もレプリカが多いが、その旨明確に表示してある。



・見学日 2020年6月16日(臨時休館日だった)
     2021年10月21日


「新潟県立歴史博物館」の駐車場に入ろうとしたら、何と閉まっている。

スマホで確認したら、6月16日(火)は休館日になっている。

月曜は休館日なのは分かっているが、今日は火曜日だ。

数か月に一度の臨時休館日に当たったようだ。


1年ぶりの再訪問。


展示室1の「新潟のあけぼの」の入口に展示された縄文の遺物
左、土器 清水上遺跡 縄文時代前期
中、有孔浅鉢 小重遺跡 縄文時代前期
右、環状注口土器 元屋敷遺跡 縄文時代後期


展示室6の「縄文人の世界」に入る。

縄文のジオラマがあった。


縄文のジオラマ。

火焔型土器をおばあさんが作っているのには、何か違和感が残った。

「ふうみん」も少しだけ陶芸をしたが、これだけのものを作るのには、十分な体力と気力がないと無理だと思う。


ヒスイ大球。


狩猟文土器

青森県韮窪遺跡



弓で獲物を狙った場面。木、落とし穴などが描かれ、狩猟の場面を表現した物と考えらる。


・・・これは、青森県立埋蔵文化財センター所蔵の土器だ。

レプリカなのか?それとも、貸し出してもらったものなのか?

説明板には、何も書いてない。


帰宅後に調べると、本物には「A」、レプリカには「R」のアルファベットが説明板の右上(矢印)に書いてるという。

博物館の解釈は、標本資料で歴史を説明することを心がけており、実物か否かはそれほど重視していない。

との説明だが「ふうみん」には、釈然としない。

こんな姑息な展示方法の博物館は、見たことがない。


火焔型土器を中心に迫力の展示だが、レプリカだと思うと興味は半減した。



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