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あつぎ郷土博物館は、厚木市の歴史や自然などに関する資料を収集・展示している。
2018年に閉館した市郷土資料館の後継施設で、県から譲渡された「県立中央青年の家」跡地を活用し整備し、2019年オープンした新しい施設。
博物館の基本展示室は、風土や歴史、文化、自然といった分野で構成され、今昔の「あつぎ」について基本的な事柄が理解する事ができる。
・見学日 2023年2月9日 |
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厚木市下川入にある博物館で、バス便はあるようだが不便な場所にある。
駐車場は完備しているので、車なら快適だ。 |
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縄文遺跡のコーナーは手前の2ブロックほどで、展示物は少ない。 |
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展示物は少ないが、面白いものが結構ある。
浅鉢
縄文時代中期
恩名沖原遺跡出土 |
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この「浅鉢」の内部を真上から観察すると、矢印のような物が2か所にある。
何なのだろう?
魚なのかな?と思ったが、隣に置かれた下記の「有孔鍔付土器」を見て、こちらは出産の場面を表現している。
そうすると、この矢印は男性器を描いているのだろうと思った。 |
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こちらの「有孔鍔付土器」の図柄は、一般的に出産の場面を表現していると考えられている。
顔だけの図柄の土器が普通だが、両手を広げてまるでバンザイのような図柄は初めて見た。
また、口縁の下には孔が等間隔に空けられている。
とても、ユニークな土器で、2009年に大英博物館の「The Power of Dogu」展に貸し出したという。
有孔鰐付土器
縄文時代中期
林王子遺跡出土 |
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ガラスケースの中に「縄文人の祈り」と題して、9点ほどが展示されている。 |
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この「石棒」には、真ん中に丸い形が彫られている。
こんな石棒は珍しい。
石棒
縄文時代 恩名沖原遺跡出土 |
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顔面把手の髪型がわかるように、鏡が置かれていた。
顔面把手
縄文時代中期
恩名沖原遺跡出土 |
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岩偶と土偶が1点づつ展示されていたが、どちらもいい雰囲気を持っている。
岩偶、土偶
縄文時代中期
恩名沖原遺跡出土
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「縄文土器のうつり変わり」と題して、中期から晩期にかけての土器が展示してある。 |
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