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「山形県立うきたむ風土記の丘考古資料館」は、旧石器時代から、縄文時代、弥生時代を経て古墳時代に至る資料を展示している。
山形県内では一番古いとされる飯豊町の上屋地遺跡出土の石器(旧石器時代)、縄文時代草創期の遺物を含む、高畠町の日向洞窟(国の史跡)の出土品、漆塗りの土器を含む押出遺跡出土品(縄文時代、国の重要文化財)などを見ることができる。
「うきたむ」とは、日本書紀に現れる置賜の古地名である。
山形県内から出土した原始・古代・中世の出土品を展示するとともに、体験や各種講座を通じて昔の人の暮らしぶりを学習できる。
・見学日 2021年6月9日 |
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「山形県立うきたむ風土記の丘考古資料館」は、まほろば古の里歴史公園内に位置している。 |
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土器 重要文化財 押出遺跡出土 縄文時代前期 |
「押出遺跡」からは、縄文時代前期の全国でも稀な、低湿地性集落跡が発見された。中でも、動物の肉や木の実を使ったクッキー状の炭化物、彩漆土器等の多くの出土品は国の重要文化財に指定されている。 |
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土器、有孔石製品、石棒 重要文化財 押出遺跡出土 縄文時代前期 |
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つぎのコーナーでは、主として置賜地域から出土した縄文時代中期から晩期の出土品を展示している。
・中期では、中葉の米沢市台ノ上遺跡の土器、小国町谷地遺跡の石器、後葉の小国町下野遺跡の調査成果や出土品を展示している。
・後期では、初頭の飯豊町郡之神遺跡の土器と、後葉の同町下遺跡の調査成果と出土品を展示している。
・晩期では、前葉から中葉の村山市宮の前遺跡の土器や石器、土製品と末葉の米沢市杢代遺跡の土器と石器を展示している。
・最後に、縄文時代の精神生活として村山市西海渕遺跡の土偶と土製品、石棒、下野遺跡の石棒、南陽市北前遺跡の石棒などを展示している。 |
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遮光器土偶
宮の前遺跡出土
縄文時代晩期
・・・何となく雑多なケースの中を覗いて、ビックリした!
あの「遮光器土偶」が、しらあ~っと置いてあるではないか! |
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こちらは、正面から。
もっと大切な場所に、展示して貰いたいと思った。 |
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まほろば古の里歴史公園には、再現されたされた竪穴式住居が復元されていた。 |
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