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「花巻市総合文化財センター」は、分散して保管してあった花巻市内の埋蔵文化財資料を一か所に集約して恒久的に収蔵保管し、調査研究や整理作業を行うとともに、市内文化財の情報発信や保護の拠点施設としての機能を持っている施設。
常設展示として、早池峰の自然・文化・歴史・人などを4つのテーマにまとめ、映像や模型・写真などを使ってわかりやすく紹介している。
花巻の考古資料として縄文時代や弥生時代の遺跡や出土品の展示もある。
また施設の老朽化により、平成23年3月31日に惜しまれながら閉館した山岳博物館の貴重な資料を移管し、展示している。
・見学日 2022年11月3日 |
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花巻市総合文化財センターは、愛宕山公園の横にある。 |
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弥生時代の幼児の頭蓋骨。
弥生時代の人骨は、東北地方ではほとんど発見されていない。
この4歳の幼児の全身骨格の分析で、縄文系と弥生系の特徴を併せ持つ事がわかり、人類学的に大きな意味があった。
「アバちゃん」と名づけられているが、何か切ない。 |
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個々の土偶の展示がユニークだ。
7つに分けられた、不規則な円の中にテーマごとに展示されている。 |
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右上の円内は「縄文時代晩期の土偶」。
遮光器土偶を中心に展示している。
小田遺跡、安堵屋敷遺跡出土が主になる。 |
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左上の円内は「縄文時代後期」の土偶。
最も人間の形態に近い土偶たち。
立石遺跡出土が主になる。 |
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いろいろな土製品。
耳飾り、三角型土製品、スタンプ形土製品などなど。 |
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左、小瀬川の立脚土偶。 板状土偶から進化して、自立しょうとしている安定感抜群の下半身。
右、古瀬川のビーナス。 キリリと引き締まった6頭身美人、足は・・・まだ伸びていない。 |
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