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「大平山元遺跡」は、青森県東津軽郡外ヶ浜町にある、今から1万5千年前の旧石器時代終末期から縄文時代草創期の遺跡。
陸奥湾に注ぐ蟹田川左岸の河岸段丘上にあり、旧石器時代の終わり頃の特徴を持つ石器群とともに、土器片と石鏃が出土した。
旧石器時代には、土器は作られていないと考えられていたが、この遺跡から石器とともに土器のかけらも出土し、旧石器時代から縄文時代へ移り変わる頃の貴重な遺跡だと考えられている。
出土した土器片は、装飾がない無文土器片と呼ばれるもので約1万5千年前のものと判明した。2021年に世界遺産に登録された。
「大山ふるさと資料館」に、出土した石器や土器は保存展示されている。
・見学日 2022年11月1日 |
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「大山ふるさと資料館」は、旧蟹田町立大山小学校の校舎を利用した資料館。 |
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訪問時間は9時前だった。
開館時間は9時なので、残念ながら閉まっており、見学できず。 |
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大山ふるさと資料館の案内板には、年表や発掘された石器群の写真の他遺跡の整備完成イラストなどが載っている。 |
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無文土器片。
土器片に付着していた炭化物を分析し、今から約1万5千年以上前に使われたことが判明。 |
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大山ふるさと資料館から500メートルほど離れた場所に、「大平山元遺跡」はある。 |
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遺跡は園路の舗装工事中だった。 |
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工事関係者に撮影の許可を得、とり急ぎシャツターを押す。 |
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大平山元遺跡案内板と土器の破片のレプリカが、発掘当時の様子を伝えている。 |
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こちらは、駐車場脇に建てられた案内所。 |