イサーンの大地走行2000キロプラス チャンパ遺跡への招待 INDEX
ビンラム遺跡


ビンラム遺跡の周りには、所狭しとライスペーパーが干されていた

遺跡名
ビンラム (Binh Ram)
様式 ビンディン遺跡群 (Binh Dinh)
創建年代 11世紀
場所 ビンディン省トゥイフク県フクホア社ビンラム村
入場料 1ドル(二人分)
配置図 「チャンパ王国の遺跡と文化」より
コメント
概要 この辺りは11~15世紀にかけて、チャンパ王国の主要貿易港として大いに栄えた。この港と要塞は、ティナイまたはシューリーヴァナイと呼ばれた。

ビンラム遺跡の主祠堂は東側を向いており、祠堂内にはリンガ(近くの寺に保存されている)が祀られてあった。

祠堂の身舎は高く、偽扉の上の唐破風には独得のデザインの装飾が彫られている。

10~11世紀のチャンパ王国ヴィジャヤ地区の最初期の遺跡となる。
行き方 クイニョンの北東25キロにある。1号線を進みフータイ交差路の北3キロ地点を422号線に西に折れ、12キロほどは走った左側にある。
一口メモ ビンラム遺跡を見学していると、自転車に乗った男が現れて家人に何か話しかけ来たので、家人は気味悪るがって「ふうみん」のところに逃げてきた。

話を聞くと入場料の1ドルを徴収に来た人だった。この遺跡は個人所有のようだ。

水田の狭い田舎道を走る。

このビンラム遺跡は分りづらい場所に在り、ドライバーも初めてなので数人の人に道を訪ねた。


ビンラム遺跡の主祠堂東側を向いており、前房は破損している。


西側から見た主祠堂。

祠堂に立てかけられたライスペーパーを干す板。


主祠堂の屋蓋。


主祠堂の内部の壁面は雑な修理が施されていた。


主祠堂の内部から前房部の迫り出し構造。


偽扉の上の唐破風には独得のデザインの装飾が彫られている。


祠堂の身舎は高く装飾のない五本の二重の柱形がある。


祠堂の直ぐ裏には環濠があった。


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