イサーンの大地走行2000キロプラス タイ(イサーン)のクメール遺跡
カオノイ Prasat Khao Noi




かなり急な登り坂の小山の頂上にカオノイ遺跡はある、ここからの景色は絶景だ





遺跡名
カオノイ Prasat Khao Noi
場所 サケオ
Sakeo

Prasat Khao Noi
Tambon Khlong Nam Sai, Amphoe Aranyaprathet, Chang Wat Sa Kaeo 27120
位置情報 13.583939, 102.527279
創建年代 サンボールプレイクック様式
Sambor Prei Kuk Style
見学日 2005年6月
2017年11月
配置図



コメント

●概要…7世紀に建てられた、タイでもっとも古い時代のクメール遺跡の一つ。11世紀に手が加えられた3基のレンガの祠堂が建つ。

真ん中の祠堂は修理され、左右の祠堂は基部だけ残されている。

右の祠堂の周囲にはレプリカのまぐさ石が置かれている。そのレリーフのデザインはプレアンコール時代のクメール文様だ。

●行き方…アランヤプラテートからカンボジア国境沿いの3366号線、3367号線を通り、3427号線に入ってまもなくの所にある。

3366号線は500〜600メートルごとに検問所があり国境の緊張感が漂う。

●一口メモ…かなり急な遺跡に登る途中から眺めたカンボジアの熱帯雨林と山々はまさに絶景だった。

頂上から見た景色も絶景で、ここに1000年以上前にカオノイを建てた理由が分る。

写真
駐車場からかなり急な石段が続く 小山の頂上に3基のレンガの祠堂が建っていた
修復された中央の祠堂 斜め後ろから見た中央の祠堂
向って左の祠堂は基部だけ残されていた 向って右の祠堂も基部だけ残されていた
中央の祠堂のまぐさ石(レプリカ) 右の祠堂の周りに置かれたレプリカのまぐさ石
遺跡に登る途中から眺めたカンボジアの熱帯雨林と山々,。絶景だ。ここにカオノイを建てた理由が分る

■2008年6月

プラチンブリー国立博物館に収蔵されているカオノイ遺跡出土の本物のまぐさ石。プレアンコール様式の素晴らしいものだ。
サンボールプレイクック様式(7世紀前半)のまぐさ石で、マカラの口から吹き出されたアーチ状のベルトに3つメダル。これは、タイで最も古いクメール様式のまぐさ石だ。
プレクメイン様式(7世紀後半)のまぐさ石で、青緑色の硬い砂岩に彫られている。こちらは、マカラの場所に神像を配置してある。

2017年11月訪問時の写真
季節外れの雨の降る中、ほんの数分で遺跡見学を終えた






イサーンの大地走行2000キロプラス タイ(イサーン)のクメール遺跡