イサーンの大地走行2000キロプラス タイ(イサーン)のクメール遺跡
タームアン Prasat Ta Muan




ラテライトと砂岩で作られた美しいタームアン遺蹟





遺跡名
PRASAT TA MUAN
タームアン Prasat Ta Muan
場所 スリン
Surin

Prasat Ta Muean
Tambon Ta Mieng, Amphoe Phanom Dong Rak, Chang Wat Surin 32140
位置情報 14.355758, 103.258436
創建年代 バイヨン様式
Bayon Style
見学日 2005年6月
2007年9月
2009年1月
2017年11月
配置図



コメント

●概要…クメール帝国最強の王ジャヤヴァルマン7世が整備した、ピマーイとアンコール都城間の「王道」沿いに設けられた「宿駅」の一つ。

「宿駅」は塔状の建物に細長い拝殿が付属した単体の建物で、原則的に東を向いている。また、東西2方面に扉口を開き、南側の壁面に5つの窓を設けている。

東面する「宿駅」が「王道」の北側に配置された事により、窓が「王道」に面した南側に設けられたと考えられている。

「王道」や「宿駅」の詳細については「クメールの誘を参照下さい。

●行き方…24号線から219号線を南に下ると224号線と交差する。ここを左折して、224号線を17キロ走ったバーン・ターミアンの2407号線(標識あり)を右折して、10キロほど走った森の中にタームアン遺跡群がある。

●一口メモ…タームアン遺跡群はジャヤヴァルマン7世の整備した「王道」沿いにある。最初の「王道」は、もっと西のバイベーグ遺跡を通っていたらしいが、ドンレック山脈を越えるのが比較的易しい、このタームアン遺跡の道に変更になったという。

タイのクメール遺跡の中でも「雰囲気」のある遺跡群だ。「ふうみん」は、この「失われた王道」にロマンを求めて旅立った。

イサーンの王道と宿駅図



写真
ラテライトで造られた建物に砂岩のフレームが素敵だ 塔側の入口から眺める
拝殿側の入口から眺める まぐさ石と右側の柱にレリーフが残る
遺跡の室内からは、迫り出し構造が良く分かる 室内の窓越しに外の景色を眺める
宿泊所の別名「火を備えた家」の囲炉裏か? 横から見た遺跡の石組み
ラテライトの建物と入口の白色砂岩がいい 遺跡の横には余った石が置かれていた
カーラに乗る神のレリーフ(まぐさ石)

2017年11月の訪問時の写真
タームアン遺跡群に行くため、2407号線を走っていると検問所のゲートが閉まっている。

検国境警備兵にパスポートを取り上げられ、このパスポートは帰りに返却するという。

タームアン遺跡群は4度目の訪問になるが、こんな事は初めてだ。

・・・検問所で国境警備兵から、パスポートを返却されて、ホットする「ふうみん」。




タームアン遺跡群配置図







イサーンの大地走行2000キロプラス タイ(イサーン)のクメール遺跡