イサーンの大地走行2000キロプラス タイ(イサーン)のクメール遺跡
ワットシーアラム Wat Prasat Silaram




本来のクメール遺跡の祠堂部分に新しい仏教寺院が建てられている




遺跡名
Wat Prasat Silaram
ワットシーアラム Wat Prasat Silaram
場所 スリン
Surin

Unnamed Road
Tambon Chaniang, Amphoe Mueang Surin, Chang Wat Surin 32000
位置情報 14.787190, 103.479843
創建年代 バイヨン様式
Bayon Style
見学日 2010年12月
配置図



コメント

●概要…クメール帝国最強の王ジャヤヴァルマン7世は領土内の整備の一環として、102ヶ所の施療院を各地に配置した。

施療院はArogayasala又はKuti Ruesi 、Kuti Rishi(サンスクリット語で仙人の小屋)と呼ばれる。

施療院は主祠堂、経蔵、塔門、周壁、バライからなる小規模の伽藍である。

伽藍は東面し、主軸上には塔門、主祠堂が位置し、塔門から低い周壁が周る。主祠堂と塔門の間には経蔵が配置され、伽藍の北東側にはラテライトで護岸されたバライが設けられている。

「施療院」の詳細な情報については
を参照下さい。

●行き方…スリンから214号線を南下し、Chaniang を左折すると大きな湖に出る。その湖の南端の仏教寺院の中にある。

●一口メモ…この遺跡はクメール時代の祠堂の上に現代の仏教寺院が建てられている。

イサーンの宿駅と施療院の分布図



写真
クメールの祠堂部分に新しい仏教寺院 バライは綺麗に残されている
クメールの遺物 クメールの遺物とセメントの動物像
ラテライトの基礎 祠堂の内部にはクメールの遺物は無かった
クメール時代のラテライトの基礎 遺跡の直ぐ横には大きな湖






イサーンの大地走行2000キロプラス タイ(イサーン)のクメール遺跡