イサーンの大地走行2000キロプラス タイ(イサーン)のクメール遺跡
カンペーンヤイ Prasat Khamphaeng Yai




仏教寺院の境内にあるカンペーンヤイ遺跡





遺跡名
カンペーンヤイ Prasat Khamphaeng Yai
場所 シーサケット
Sisaket

Wat Sa Kamphaeng Yai
Tambon Sa Kamphaeng Yai, Amphoe Uthumphon Phisai, Chang Wat Si Sa Ket 33120
位置情報 15.101948, 104.128238
創建年代 クレアン様式
Khleang Style
見学日 2005年6月
2017年11月
配置図



コメント

●概要…10世紀のクレアン様式のシヴァ神殿として建てられたが、13〜14世紀に仏教寺院に改築された。

建物は4基の祠堂と2基の経蔵を回廊で囲んでおり、仏教寺院(ワット・サカンペーンヤイ)の境内にある。

ここから出土した126センチの門衛像(ドヴァラパーラ)は、ピマーイの博物館正面に飾られている。

●行き方…スリンから226号線をシサケットーに向かい、国鉄東北線の踏切を渡ったウトムポンピサイ駅の手前を右折した、大きな仏教寺院の境内にある。

●一口メモ…仏教寺院(ワット・サカンペーンヤイ)に出家した小坊主に、家族揃って会いに来ていた微笑ましい光景に遭遇した。



ピマーイ博物館所蔵 門衛像(ドヴァラパーラ)

写真
遺跡の上部は無くなっている 砂岩のフレームにまぐさ石が残る
かなり磨耗したまぐさ石のレリーフ 遺跡の裏に仏教寺院が見える
破風、まぐさ石、石柱にもレリーフが残る ナンディンに乗るシヴァ神(まぐさ石)
石柱にもしっかりとレリーフが残っている しっかりとしたラテライトの基壇
ナーガの像 創建当時の貴重な碑文
連子窓から見た遺跡の内部

2017年11月訪問時の写真
西日に照らされたカンペーンヤイ遺跡
仏教寺院のワットサカンペーンヤイには、新しく巨大な仏像と塔が建設されていた。違和感があるが、現役の仏教寺院とクメール遺跡とが共存する形と考えるべきなのだろう。






イサーンの大地走行2000キロプラス タイ(イサーン)のクメール遺跡